長国寺 伽藍(本堂・庫裏・山門)
区分
村指定 有形文化財
指定年月日
平成13年12月20日
場所
白馬村大字神城飯森
曹洞宗の大寺で、山号は示現山といい、本堂を中心として庫裡、衆寮、山門を配した禅宗様式は、伽藍、庭園、樹木などの結構と木造を磨きあげた美しさと相まって、宗教的香気に満ちています。
創建は明徳2年(1391年)、当時一夜山にあった飯森城の城主であった日向守十郎盛春(ひゅうがのかみもりはる)の内室光姫の開基によるといわれています。
以来戦国期の武田と上杉との角逐に巻きこまれたり、災害、廃寺など幾多の試練を経て今日に至っています。
本堂は天和2年(1682年)に再建され、また庫裡は寛政11年(1799年)、山門は文政3年(1820年)にそれぞれ建てられ素朴重厚な建築様式を伝えています。
本堂・庫裏
山門
備考
3棟
更新日:2021年03月16日