嶺方諏訪社 本殿
区分
村指定 有形文化財
指定年月日
平成13年12月20日
場所
白馬村大字北城嶺方
嶺方沢の谷のあちこちに散在する集落のほぼ中央に、東に面して鎮座する村の産土神で、雨降宮の別称があります。
カツラ・スギの巨木からなる社叢(村指定天然記念物)も見事で、神社の創祀の古さがしのばれます。
祭神は建御名方、八坂刀売の諏訪二神です。
本殿は一間社向拝つきの流れ造りで、木楷高欄、脇障子をそなえた本格的な社殿であり、造立年代は寛文8年(1668年)と知られ、覆屋に納められていたため保存状態は大変良いとされています。
また、神木に打ち込まれていたという九丁の薙鎌と、六本の鉄鐸、三二面の絵馬はこの神社に所蔵されている文化財で特に注目されるものです。

嶺方諏訪社 本殿
嶺方諏訪社 本殿覆屋
備考
1棟
更新日:2021年03月16日