佐野坂西国三十三番観音像

区分

民俗資料

指定年月日

昭和52年6月1日

場所

白馬村大字神城佐野

江戸時代に盛んであった西国三十三番礼所巡礼信仰の姿を現すもので、佐野坂三十三番は文政12年(1825年)に伊那高遠片倉村の石工、伊藤堅吉らによって彫られたものであり、道中往来の死者の供養と道しるべを兼ねたものと言われています。

塩の道千国街道に沿って北は佐野坂峠から南は青木湖畔まで約400mに渡って安置されています。
三十三体の石仏は、街道西側に東に面して置かれ、その多くは松や桜や杉の大樹の根本にコケむしていて、仏の慈愛をたたえた温顔は、街道を歩く人たちに、殊のほか親しまれています。

二臂如意輪館世音菩薩

二臂如意輪館世音菩薩

千手千眼観世音菩薩

千手千眼観世音菩薩

備考

観音像33基

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更新日:2021年03月16日