絵馬(嶺方諏訪社)
区分
村指定 有形文化財
指定年月日
平成13年12月20日
場所
白馬村大字北城嶺方
嶺方諏訪社には三十二面の絵馬が所蔵されており、それらは年号が確認できるだけでも、江戸時代初期の寛永年間のものが二面、下って元禄が六面、宝永一面、享保二面、正徳一面、宝暦一面、寛政二面、享和一面、天保三面、そして明治へとあり、江戸時代の全般にわたっていることがわかります。
とりわけ江戸時代中期以前の絵馬が、これだけまとまって存在するのは県内はもちろん、全国的にみても珍しいといわれています。
また、図柄・作風についても共通点がみられ、同一あるいは同流派の確かな絵師の手になったものであることが察せられます。

繋馬図(宝永年間)

馬図(宝暦八年)
備考
32面
更新日:2021年03月16日