嶺方のクリ及びイチイ
区分
村指定 天然記念物
指定年月日
昭和55年2月1日
場所
白馬村大字北城嶺方
クリは高さ15m余り、根元は二つに分かれかなり空洞化している老木と見られますが、樹勢に衰えを感じさせません。
また、この空洞化したクリの根元部分に抱きかかえられる形で、高さ8mばかりのイチイの雌株が生育しています。
根元部分では互いに癒着しているように見えますが、生長の早いクリが極めて生長が遅いイチイの木をだんだん包み込むように生長した結果と思われます。
向陽性のクリと極陰樹であるイチイが同じ場所でこのような形で成育しているのは珍しいことです。
嶺方のクリ及びイチイ
備考
クリ1本及びイチイ1本
更新日:2021年03月16日