ハクバサンショウウオ
区分
村指定 天然記念物
指定年月日
平成元年11月24日
場所
種指定
昭和60年1月24日の指定当初は「トウホクサンショウウオ」とされていましたが、その後の研究により新種との報告がなされ、「ハクバサンショウウオ」として新たに指定されました。
体色は背面黒紫色の地に白い霜降り紋様の細点を密布しています。
全長は平均で雄は8.4cm、雌は8.7cmと、トウホクサンショウウオに比べ一回り小さく、手足が短い特徴があります。
岐阜県、富山県、新潟県の一部地域にて生息が確認されており、 白馬村では落倉湿原に生息していますが、生息場所は極所的でごく限られた場所です。
また、夜行性のため発見しにくくなっています。
落倉湿原では僅かな湧水のある各湿地に5月に産卵、幼生の一部は翌年夏に変態を終え陸上生活に移ります。

更新日:2021年03月16日