大宮城址
区分
村指定 史跡
指定年月日
昭和60年1月24日
場所
白馬村大字神城三日市場
中世期の大町北安曇地方の豪族仁科氏の有力な支族であった沢渡氏が拠った城が大宮城です。
現在は曲輪や空濠の跡を残すだけですが、三日市場の東方の山腹に神明社を抱く山頂が城跡で、典型的な回字形の山城です。
空濠を挟んで直径21mと、37mの2つの曲輪を中心として、これを取り巻くように帯曲輪や、三日月形の曲輪がいくつもあって、遺構がよくわかります。
また、四ヶ庄平を一望できる要地で、堀之内の茨山城、沢渡の月夜棚城、飯田城、飯森の一夜山城の動静がよくわかる位置にあります。

大宮山城跡眺望(指定当時)
大宮山城跡
備考
一ヵ所
更新日:2021年03月16日