イヌワシ
天然記念物
区分
国指定
天然記念物
指定年月日
昭和40年5月12日
場所
種指定
イヌワシ(タカ目、タカ科)は、体全体が黒褐色、翼の先端が指を開いたようにして飛翔する大型の猛禽類です。
成鳥となるまでは翼と尾の白斑は目立ちます。
巣は断崖絶壁の岩棚につくり、卵数は2個のことが多いです。
餌はノウサギ、ヘビなどから幼獣までの多種に及びます。
渡りをしない留鳥で、山岳地帯を主な生息域として、つがいごとに年間を通して安定した行動圏を持ち、長野県の場合ひとつがいの持つ行動圏は12,500ヘクタールと報告されています。
白馬村内では白馬岳の稜線から山麓までの飛翔が確認されていますが、見る機会は稀です。

イヌワシ
更新日:2024年04月16日