ハッチョウトンボ・キイトトンボ

区分

村指定 天然記念物

指定年月日

昭和49年10月1日

場所

種指定

ハッチョウトンボ

日本に生息するトンボの中で最も小型のもので腹長10~14mm、翅長13~15mm、雄は紅赤色で黒色斑があり雌は黄色の地に褐色と黒色の斑紋があります。
湿原に生息し、生態学的には極めて弱いトンボで自然環境の僅かな変化で絶滅してしまいます。かつては各地に生息していたが、自然環境の破壊により今はごく限られた土地に生息しているのみで「幻のトンボ」と呼ばれています。

キイトトンボ

イトトンボの一種で黄色をしており腹長30mm、翅長20mm位、頭部と腹部は淡緑色の地色で腹部は、雄が鮮黄色で背面に黒紋があり、雌は鈍黄緑色で斑紋がありません。
ハッチョウトンボと同じような環境の湿原に生息し、本州、四国、九州に分布していますが、個体数は減少しつつあります。
県内では北アルプス山麓に多く生息し貴重なものです。

ハッチョウトンボ(雄)

ハッチョウトンボ(雄)

ハッチョウトンボ(雌)

ハッチョウトンボ(雌)

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更新日:2021年03月16日