村長ブログ(令和8年5月)
5月は晴天に恵まれる日が多く、爽やかで心地よい季節となりました。
村内ではさまざまな屋外イベントが開催され、多くの皆様と交流する機会に恵まれました。
ゴールデンウィーク恒例の「白馬塩の道祭り」は、今年で第47回を迎えました。
昨年に引き続き、戦国時代の殿様役をふるさと納税の返礼品として募集したところ、東京都在住で、企業版ふるさと納税などを通じて日頃から白馬村をご支援いただいている方にご寄付のうえお務めいただきました。
また、白馬村観光大使の国本梨紗さんにも姫役としてご参加いただき、仮装行列に華を添えていただきました。
さらに今回は、昨年「信州SDGsアワード」を受賞した白馬中学校SDGsサークルの皆さんが、マイボトル給水アプリ「mymizu」の普及活動の一環として参加してくださいました。地域の未来を担う中学生たちが祭りを盛り上げてくれたことを、大変嬉しく思います。
沿道の休憩所やゴール地点では、地域の皆様による温かな振る舞いや、太鼓・オカリナの演奏などが行われ、参加者を心からもてなしてくださいました。まさに地域全体で支え合い、つくり上げる白馬らしい素晴らしい祭りであったと感じています。
ご協力いただいた皆様、ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
白馬村はこれからも、塩の道沿線に息づく里山の歴史や美しい景観を大切に守り、次世代へ継承してまいります。
16日には、白馬ジャンプ競技場において「2026シーズン 白馬村スキークラブ表彰式・報告会」が開催されました。
シーズンを通じて活躍した小・中・高校生のジュニアアスリートやデモンストレーターの功績を称えるとともに、渡部暁斗さん、近藤心音選手、渡部善斗選手にご登壇いただき、シーズンを振り返るお話やオリンピックへの思いを伺いました。
また、渡部暁斗さんの引退セレモニーとトークセッションも行われ、私も登壇し、これまでの思い出やエピソードを紹介させていただきました。
会場は終始温かな雰囲気に包まれ、長年にわたり私たちに夢と感動を届けてくださった偉大なアスリートへの感謝を共有するとともに、次世代を担う子どもたちのさらなる飛躍への期待が膨らむ、意義深い時間となりました。
日頃からご指導いただいているコーチの皆様、スキークラブ関係者の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、そしてスポンサーの皆様に、改めて深く感謝申し上げます。
20日には、初開催となる「樹になるプロジェクト」が行われました。
白馬グリーンスポーツの森において、白馬南小学校の児童の皆さんとともに楓の植樹を行うイベントで、肥料には白馬村で暮らす馬「楓(カエデ)」の馬ふんを活用しました。
当日は、イタヤカエデとイロハモミジの2種類、計60本を植樹しました。それぞれの樹種の特徴や違いを学ぶとともに、苗木を植える際の向きや、将来採取できるメープルシロップについても学びながら、楽しく作業を進めることができました。
ご協力いただきました山仕事創造舎の皆様、楓企画の皆様、白馬南小学校の皆様、白馬村振興公社の皆様に心より感謝申し上げます。
翌21日には、「令和8年度大北地区森林祭」があづみ野池田クラフトパークで開催されました。
この森林祭は、30年以上にわたり、地域の皆様が森の大切さを学び、自然の恵みに触れる機会を提供してきた行事です。
当日はあいにくの雨模様となりましたが、多くの関係機関の皆様や一般参加者約60名が集まり、森林を守り育てることの大切さを改めて共有しながら、心を一つにして活動に取り組みました。
23日には、第10回の節目を迎えた日本酒造りプロジェクト「酒米田植え体験ツアー」に今年も参加しました。
白馬の美しい景観が広がる野平地区の棚田で行われる酒米づくりは年々注目を集めており、今年は子どもから大人まで90名もの皆様にご参加いただき、大変賑やかな催しとなりました。
地元の方々と村外から訪れた方々が一緒になって田植えに取り組み、作業後にはバーベキューを楽しむなど、交流を深める素晴らしい機会が創出されている行事で、私も毎年楽しみにしています。
白馬高校生も多く参加されていて、お話ししながら一緒に田植えをし、自然の中で白馬の未来を共に語ったり、泥んこになって笑い合ったりと楽しい時間を過ごさせていただきました。
私たちのつながりが、この美しい自然の中で育まれていることに、改めて深い感動を覚えました。
同日は、「白馬村公民館はくば塾 古文書講座」にも参加しました。
白馬村公民館では、はくば塾の講座の一つとして、本年度全4回の「古文書講座 昔の白馬へタイムスリップ」を開講しています。
第1回目となる今回は、神城断層地震の際に嶺方地区の土蔵から救出された江戸時代以来の貴重な古文書について、そのレスキューの経緯や、そこから読み解かれた当時の歴史、善光寺地震に関する記録などを講師の先生からご紹介いただき、情景に思いを巡らせながら、大変興味深く拝聴しました。
また、このような貴重な歴史資料を適切に保存・継承していくための取組についても、今後さらに検討を進める必要性を強く感じました。
次回は7月11日土曜日13時30分から、白馬村保健福祉ふれあいセンター学習室で開催されます。ご興味のある方はぜひご参加ください。
翌24日には、絶景の音楽イベント「HAKUBA ヤッホー Festival」にお邪魔しました。
今年は新たに「ヒトトキノモリステージ」が誕生し、緑に囲まれたアットホームな雰囲気の中でISEKIさんの美しい歌声を聴くことが出来て、心身ともに大変癒されました。
地元の人も多く参加されており、皆で音楽を通じて感動を分かち合い、この場所で暮らせることの幸せを感じる時間でした。
主催者や出演者の皆様はじめ、開催にご尽力いただきました皆様に、心より感謝申し上げます。
30日には、第60回「貞逸祭・白馬連峰開山祭」が開催されました。
当日は、多くの山岳関係者の皆様や記念トレッキングに参加された皆様が集い、厳粛かつ盛大に執り行われました。
今年は、日本の山岳史に大きな足跡を残してきた白馬山荘が創設120周年という節目を迎えることもあり、例年以上に意義深い開山祭となりました。
アルプホルンの演奏やコーラスの披露も行われ、春の山々に響き渡る美しい音色が雄大な自然と見事に調和していました。
今シーズンも多くの登山者の皆様に白馬の山々を訪れていただけることを願うとともに、登山の安全を心より祈念いたします。
同日には、白馬北小学校の運動会にも参列しました。
北アルプスを望む素晴らしい環境の中で開催される運動会は、白馬ならではの魅力を感じさせるものです。
爽やかな青空の下、元気いっぱいに競技へ取り組む児童たちの姿は輝きに満ちており、その笑顔から未来への希望を感じました。
特に5・6年生による表現種目では、白馬の美しい四季を見事に表現し、息の合ったフォーメーションとチームワークに大きな感動を覚えました。
この豊かな自然と子どもたちの笑顔は、白馬村にとって何ものにも代えがたい宝物です。
白馬村では「白馬村子どもの笑顔応援条例」を制定しています。
地域資源と豊かな風土を生かし、すべての子どもたちが健やかに成長できる環境づくりを進めるとともに、子育てをするすべての方々が安心と誇りを持って暮らせる村を目指しています。
「笑顔かがやき、健やかに育つ白馬のこども」の実現に向け、引き続き皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
福祉関係では、7日に「スマイルボックス」にお招きいただき参加しました。
白馬村では、誰もが自由な雰囲気の中で楽しみや生きがいを見つけ、社会参加への意欲を高められるよう、交流とふれあいの場を定期的に開催しています。
昨年度までは月2回の開催でしたが、今年度からは毎週木曜日の開催となり、参加者も増えています。
当日は、編み物をはじめとする手芸を楽しむ皆さんとお話ししながら、お茶を囲んで楽しい時間を過ごしました。
参加者同士が教え合い、交流を深める様子から、地域の温かなつながりを改めて感じました。
「スマイルボックス」は申し込み不要、参加費無料ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
また9日には、「MAHANAみんなの食堂」に立ち寄った際、白馬高校インターアクト部の皆さんがボランティア活動の打ち合わせを行っており、お話を伺う機会がありました。
次回からは高校生の皆さんが食事の準備も担当されるとのことで、大変頼もしく感じました。
支え合う心や感謝の気持ちをしっかりと理解し、実践している若い世代の姿は、地域の誇りです。
日頃から地域の居場所づくりにご尽力いただいているHOLUHOLUの皆様にも、心より感謝申し上げます。
18日には、春の叙勲において旭日双光章を受章された横沢伸先生がご報告にお越しくださいました。
横沢先生は長年にわたり地域医療の発展に尽力され、大北医師会長としても圏域の医療体制の充実に大きく貢献されました。
ご報告の中では、都内で行われた拝謁や伝達式の様子を貴重なお写真とともにご紹介いただき、大変感銘を受けました。
40年にわたり地域医療を支えてこられたご功績は誠に顕著であり、このたびのご受章を心よりお祝い申し上げます。
村としましても、住み慣れた地域で安心して医療・福祉サービスを受け続けられる環境づくりに、引き続き取り組んでまいります。
その他、ご報告では、山岳スキーSki Mountaineering競技者で白馬高校生の笹川勇太選手が、11日に村長室を訪問してくださいました。
笹川選手は「SKIMO日本選手権」ユース男子インディヴィジュアル種目で見事3連覇を果たし、スプリント種目でも準優勝するなど、大活躍をされました。
さらに、フランスで開催されたSKIMOユース世界選手権にも日本代表として出場をされる快挙を達成され、大変嬉しく思いました。誠におめでとうございます。
世界の舞台で戦う中で、白馬の山岳環境はヨーロッパアルプスにも負けない素晴らしいものであると実感されたとお話しくださいました。
例年5月は、防災や治水・砂防関係の総会が多く開催される時期でもあります。
今年も都内や県内で開催された各種大会や総会に参加し、住民の皆様が安心して暮らせる地域づくりに向けて、他自治体と連携しながら国への予算確保などを要望してまいりました。
総会の講演会や防災トップセミナーでも説明がありましたが、5月28日から大雨などの注意報や警報といった「防災気象情報」の表現について、新しくなりましたのでご留意ください。
特に、レベル4の「危険警報」は、災害の危機が差し迫り、自治体が危険な場所から全員の避難を求める「避難指示」を出すものとなります。
出水期を迎え、国内では既に線状降水帯の発生している地域もございますので、皆様におかれましては、日頃からの備えと、有事の際の適切な早めの行動をよろしくお願いいたします。
また、25日に開催された、「B&G中部ブロック連絡協議会総会」では、中部ブロックの多くの自治体により「災害時相互応援協定」が締結され、有事の際に助け合える関係を構築することが出来ました。
昨今、災害は激甚化・頻発化しており、こうした広域的な連携はますます重要になっています。今後も、地域の枠を越えて支え合いながら、防災・減災の取組を進めてまいりたいと考えています。
自助・共助・公助の考え方のもと、皆様には引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
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更新日:2026年06月02日