村長ブログ（令和5年8月31日）

8月後半も大変暑い毎日でしたが良い天気に恵まれ、多くの皆様で賑わう夏シーズンとなりました。

19日は、小谷村で大糸線応援隊のファンミーティングがあり、えちごトキめき鉄道の鳥塚社長の講演を拝聴いたしました。

これまで鳥塚社長が、いすみ鉄道やえちごトキめき鉄道で取り組まれたユニークで画期的なプロジェクトの数々を楽しくご紹介いただき、大糸線も今後更に魅力的になっていく可能性が存分にあることを確信できた時間でした。

翌20日は、白馬村陸上競技選手権大会があり、開会挨拶と参加選手の応援をしました。
昨年この大会に出場した白馬中学校の中尾グスタボさんが、ちょうど全国大会出場のため愛媛県に行ったところで、会長挨拶でそれについて紹介され、参加されたみなさんにとっても良い刺激になったと思います。

陸上競技で全国上位になる選手もファミリー層も、こうして一緒に楽しめる環境があることを、大変嬉しく思います。

22日、火曜日には白馬村乗合タクシー「白馬ふれ愛号」に体験乗車をしました。

主に高齢者や運転免許を持たない移動制約者の買い物・通院などの交通確保と社会参加を図るためのデマンド型乗合タクシーですが、本年6月から年齢制限を撤廃し、白馬村内に住民票を有する方で、ご自分で（または付添人の力を借りて）乗降できる皆さんが利用出来るようになりました。

ドア to ドアで、乗降補助のボランティアの方のお陰もあり、非常に安心・便利にご利用いただけると感じました。

ボランティアの皆様はじめ運行にご尽力いただいている皆様に心より感謝申し上げます。

今後AIの活用などで、さらに効率的で便利にご利用いただけるよう取り組んでいきたいと思います。

同日は、パワーリフティングで活躍中の白馬村の沖浦克治さんが村長室にお越しくださいました。
6月に開かれた北信越大会の59キロ級で、総重量370キロを挙げて国体出場を決め、国体最年長としてYahooニュースにも取り上げられました。

まさに元気な高齢者の鏡。
白馬村の幅広い世代の方々が、様々な分野のスポーツで活躍されていることをとても誇りに思います。

23日は、恒例のシニアクラブゲートボール大会。
今年も白馬村の元気な高齢者の皆様と、開会式で交流させていただきました。

高齢者の皆様が若々しく活躍されてるお姿を見られるのは、とても幸せに思います。
スポーツを通じて健康増進と地域交流が図られ、いつまでも皆様が元気に暮らせる地域であり続けるよう、力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

同日は夕方から、シンガポール共和国大使館主催のレセプションにお招きいただき参列してまいりました。

白馬村がシンガポール発のAIデマンドタクシーの技術を活用した共同の取り組みを実施させていただいているお陰と、大変有り難く思うところです。

折しも日本側の代表スピーカーには、河野デジタル大臣が登壇し、素晴らしいバイリンガルスピーチをご披露され、白馬のシンガポール発のAI技術を取り入れた事業は、まさにデジタル分野での先進的取り組みであり、大臣に直接ご紹介・報告させていただける機会となりました。

25日は、しろうまメディアトレーニング室で開催されております健康増進プログラム【まめった講座】を視察し、ご参加の皆様やボランティアの方々と一緒に活動させていただきました。

トレーニングマシンを使った運動やレクリエーション等で、白馬村にお住まいの65歳以上の方を対象にしている講座です。

当日は、トレーニングマシンのサポートや、4ヶ月の講座を修了された方に修了証をお渡ししました。
昨年新しくなったマシンを私も使わせていただき、皆様と共にいい汗をかくことができ、楽しいひと時となりました。
ご一緒いただきました皆様、ボランティアの皆様ありがとうございました。
皆様も体力と健康維持に、ぜひ講座の受講をご検討ください。

同日は、白馬高校出身のアルペンスキー選手「切久保 絆」さんが成績報告に村長室に来てくださいました。

今年白馬高校から慶應義塾大学に進学し、高校生最後となる去る冬シーズンの全日本選手権で、大学生や一般の選手などが出場する中、4位に入賞するという素晴らしい活躍をされ、お話を伺い大変嬉しく思いました。

輝かしい成績に、心よりお祝いを申し上げます。

26日土曜日は、今回で4年目を迎える「湘南が白馬にやってくる！」のイベントにお声掛けいただき参加しました。

まさに湘南のような真夏の気候の中、うさぎ平テラスマウンテンビーチで、海を感じられる懐かしい曲を聴いたり、ゲストにお越しくださったシンガーソングライターDAISUKEさんの演奏やトークショーを楽しんだりしながら、お越しの皆様と交流できました。

年々素敵なイベントにパワーアップしており、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

27日の日曜日は、今回で33回目となる「白馬夏の終わりコンサート」に出席し、開会の挨拶をさせていただきました。

今回は、ドイツのカールスルーエから合唱団の参加もあり、とても国際的な雰囲気で盛大に開催されました。

白馬の地で、多くの方達が心から音楽を楽しむ姿を見るのはとても嬉しく、大変心地よい笑顔溢れる時間となりました。
これからも、白馬村でこうした素晴らしい芸術活動が振興されていくよう皆様と一緒に取り組んでまいりたいと思います。

29日と30日は、長野市で「長野県治水砂防協会通常総会」と「長野県道路整備期成同盟会定期総会」が開催されました。

治水砂防協会通常総会では、長野県砂防事業功労者表彰が行われ、白馬村の下川正剛前村長が受賞されました。
長年のご功労に、深い敬意を表し、心から感謝申し上げます。

9月は全国的に台風の季節となります。
治水砂防事業や、道路整備の大切さを改めて全県で共有した今週。
皆様も、日頃からの備えをどうかお忘れないよう宜しくお願いいたします。