村長ブログ(令和6年9月30日)
9月下旬になり、一気に秋らしい涼しい気候になってまいりました。
16日は「敬老の日」にあわせ、今年度100歳を迎えられた方、迎える方に対し、内閣総理大臣からの表彰状と記念品、白馬村から祝金を授与させていただきました。
今年度、白馬村で100歳となる方は6名いらっしゃいます。
ご自宅にお届けした方は大変喜んでくださり、私もとても嬉しく思いました。
また、同日は白馬メディアで開催された「敬老おたっしゃ会」にもお伺いし、長寿のお祝いを述べさせていただきました。
白馬村内で100歳を超える方は、9月16日現在8名で、最高齢は102歳となります。
皆様のご長寿に心よりお祝い申し上げます。
19日は、議会本会議最終日。
お陰様で提出しました全ての案件を、原案のとおりお認めいただけました。
閉会挨拶では、私の任期が半分の折り返しを過ぎたことから、これまでの取組や公約達成状況と皆様への感謝を述べさせていただきました。
就任にあたり、私は35の公約を掲げましたが、早いもので任期半分を過ぎ、全ての項目につき何かしらの取り掛かりをしており、達成に向けて歩みを進めて来られていることについては、一定の評価ができるものと感じております。
一方でまだまだ進んでいない事業もあり、引き続き村民の皆様と共に、持続性ある地域の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後ともご理解・ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
同日は、午後セカンドスクールの開校式に参列し、ご挨拶いたしました。
今年も武蔵野市立第1中学校の皆さんが、白馬村で民宿に泊まり農業体験をしました。
観光地における持続可能性とは、まさにそうした地域のおもてなし文化や農業などの地域産業を大切に、地域に元来ある資源を活用して、お客さまをお迎えしていくことであると考えます。
ぜひ今回の経験が実り多きものとなり、今後の学校生活や人生において役立ち、持続性ある日本の未来に向け生徒の皆さんが考える機会になればと思います。

20日は、白馬中学校の総合発表会開会式に参列しました。
私が同校を卒業したのは今から35年前ですが、中学3年生時の総合発表会は多くのワクワクやドキドキがあり、今でも鮮明に覚えています。
生徒の皆さんの、真剣かつ新鮮な姿と、力を合わせて盛り上げようと楽しむ姿勢がとても印象的で、私の中学時代にはなかったプログラムも多くあり、個性を伸ばすことを大切にした大変良い内容でした。
生き生きと学校生活を送る生徒の様子を見ることができ、とても嬉しく思いました。
実行委員の皆さん、ご協力いただきました先生方、保護者、地域の皆様に心より感謝申し上げます。
同日は、白馬村と味の素株式会社との間で連携協定を締結しました。
これまでも味の素様には、白馬村で開催されているスポーツイベントや観光イベントでサポートをいただいており、加えて登山者の安全や村民運動会といった住民の健康増進にもご支援いただいております。
今回の協定を機に更に連携を強化し、村民の皆様も観光客の皆様もますます健康でアクティブにいきいきと過ごせる更に元気な健康増進の村づくりを目指してまいりたいと思います。
締結式には、白馬村村民栄誉賞受賞者でオリンピックメダリストの渡部暁斗選手が、味の素株式会社アミノバイタルサポートアスリートであることから特別立会人として参加してくださり、更にしろうま保育園の園児たちも参加して、渡部選手にトークショーで質問などをしてくれました。
味の素様には、アスリート育成にもご尽力をいただけるとの事で、園児たちの中から未来のトップアスリートが誕生するのを今からとても楽しみにしています。
夕刻には、青鬼神社例大祭宵祭りに参列しました。
今年は都合により全てには参加できませんでしたが、それでも十分に特別な価値を感じる青鬼地区独特の雰囲気を味わうことができました。
白馬村無形文化財「火揉みの神事」。
大変神秘的で幻想的なこのお祭りは、人間として大切な「心のふるさと」をいつも感じます。

(白馬幼稚園様ご提供)

(白馬幼稚園様ご提供)
21日は、信学会白馬幼稚園の運動会に参加しました。
雨が降るか降らないかのギリギリのお天気の中での開催で、後半は雨になりましたが、なんとか園児の競技やプログラムは全てこなすことができました。
親しい知人のお子さんたちも多くいて、子供達の成長を感じるシーンも多々あり、ほっこりすると共に元気に育つ園児の姿を嬉しく思いました。
(*写真は、練習時の様子を許可をいただいて掲載しております。)
また25日には、認定こども園しろうま保育園の運動会に参列しました。
この日の前日あたりから一気に涼しくなり、当日は秋晴れ。
こちらも沢山の笑顔が溢れる素敵な運動会になりました。
幼稚園・保育園の先生方、保護者の皆様、ご来賓の皆様、ご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。
23日から25日までの3日間、黒豆沢土砂災害の被災地でボランティア活動が行われました。
関係者の皆様のご尽力により、重機による宅地の土砂撤去が8月に完了し、今回住民の方々からの要望で宅内や床下の土砂撤去を行い、村内・村外延べ60人程の方々にボランティア従事していただきました。
ボランティアの方々には持参した重機やダンプ・人力を駆使し、協力しながら作業をしていただき、大変有り難く心より感謝申し上げます。
27日は、白馬南小学校の音楽会に参加しました。
毎年各学年ごとに独創性があり、様々な工夫をしている白馬南小学校の音楽会。
今年も笑いあり感動ありのとても素敵な時間となりました。
上級生になると、声量も合奏の技術も上がるのが良く分かり、児童の成長を嬉しく思うとともに、一方で学校全体としての調和も非常に大切にしているのが良くわかる音楽会で、皆で力を合わせて一つのハーモニーを創り上げる姿に心打たれました。
28日は、重要伝統的建造物群保存地区であり、日本棚田百選に選定されている白馬村青鬼集落で、石積みのワークショップを開催しました。
大変多くの皆様にご参加いただき、お子様連れのご家族にも多く参加いただいて、とても嬉しく思いました。
思っていたよりも時間の掛かる作業でしたが、石の選び方や面の合わせ方、その後の整え方など、職人の技術の一部を学ぶことができました。
ご指導いただきました皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
白馬の美しい景観を、これからも皆で大切にしてまいりたく、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
同日は、今年で2回目の本格開催を迎えた「白馬ジャズフェスティバル」に参加しました。
前回はクリスマス時期の開催でしたが、今年は秋に開催いただき、前回同様、世界で活躍するアーティストの皆様をお迎えし、コンサートやワークショップが開催され、とても素敵な時間が流れました。
特に今回は、かつて岩岳スキー場で冬に開催されていた「岩岳ジャズフェスティバル」に長年出演されていたMARLENEさんがお越しになり、当時と変わらぬ素晴らしい歌声をウィング21文化ホールに響かせてくださいました。
マリーンさんは25年ぶりの白馬ということで、「ただいま!」とマイクで仰ってくださり、とても嬉しく思いました。
主催いただきました皆様、ご協賛・ご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
29日は、大町市において大北スポーツ競技会が開催され、開会式に参列いたしました。
白馬村からも小学生から90代まで、100人を超える選手が出場しました。
爽やかな秋風の中、どの競技も熱戦が繰り広げられており、トラック&フィールド競技の個人種目では持てる力を十分発揮できていたと伺っており、皆様の活躍を嬉しく思いました。
同日は、「サマーノルディックフェスティバル・ノルディックコンバインド記録会」が開催されました。
後半のクロスカントリーの男子A組を観戦し、オリンピック日本代表の渡部暁斗選手、渡部善斗選手、山本涼太選手、谷地宙選手らの走りを久しぶりに見ることができました。
渡部暁斗選手は、後半のラストで一気に追い上げ3位表彰台に立ち、さすがの力強さに感激しました。
またベストジュニア賞には、白馬村出身の高校生、糸氏琉人選手が選ばれ、以前全国中学校スキー大会の報告に来てくださった選手が、もうこんなに成長して大きくなったのかと驚き、感慨深い思いに浸りました。
入賞された選手の皆様、おめでとうございます。
白馬は本格的な紅葉シーズンに突入しました。
美しい秋の白馬へ、皆様のお越しをお待ちしております。
この記事に関するお問い合わせ先
総務課 総務係
〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
お問い合わせはこちら
更新日:2024年09月30日