村長ブログ(令和6年11月15日)

11月景色
11月景色

11月になり、ようやく山頂に初雪が降り、美しい三段紅葉の季節が訪れました。

 
 
出張村長室
出張村長室

2日は、白馬村文化祭に合わせて、初の試みとなる「出張村長室」を開催しました。
午前と午後に分けて行いましたが、ほぼ途切れることなく全ての時間、住民の皆様と対話することができました。

学生からご年配の方まで、幅広い世代の方々にお越しいただき、今までお話ししたことのない住民の方もいらっしゃり、様々なご意見やご要望、感謝のお言葉などを頂戴し、私も行政の対応や方針、考えを説明することができ、とても有意義な機会となりました。
お立ち寄りくださいました皆様、準備をしてくださった職員の皆さん、ありがとうございました。

 
 
令和6年度白馬村表彰式

3日は、「令和6年度白馬村表彰式」を執り行いました。

本年は、長年にわたり商業振興、教育、交通安全、保健衛生、スポーツ、消防、技能など、各分野において、他の模範となるべき優れた業績を残され、白馬村に多大な貢献をいただいた11名の方々に、表彰状を贈呈させていただきました。
これまでの献身的なご努力と不断のご労苦に対し、深く敬意を表するとともに、支えてこられたご家族に対しましても、改めて感謝とお祝いを申し上げます。
誠におめでとうございます。

 

 

 

第41回いこいの杜 秋の家族写生大会
白馬村文化祭
白馬村文化祭
白馬村文化祭

同日は、先月開催された「第41回いこいの杜 秋の家族写生大会」の表彰式を文化祭会場で行い、今年から新たに講師をお務めいただいている丸山和之先生と一緒に表彰をさせていただきました。

どの絵画も、白馬の自然や情景を大変上手に表現されており、先生からもお褒めの言葉をいただいておりました。
入選されました皆様、おめでとうございます。

今回の文化祭期間中は、私も空いた時間で発表や展示を拝見させていただき、充実した時間を過ごすことができました。
出演や出展いただきました皆様、販売や出店にご協力いただきました皆様、大変ありがとうございました。

 
 
国道148号整備促進期成同盟会視察
国道148号整備促進期成同盟会視察

5日は、国道148号整備促進期成同盟会の視察で、白馬駅前無電柱化事業や小谷村雨中トンネル、糸魚川の道路拡張区間の視察をしました。
沿線首長や議員の皆様と一緒に担当職員の方から進捗状況や今後の予定を伺い、質疑応答や安全面における要望などについて意見交換をし、今後に向けた建設的な議論を交わしました。

 
 
小泉進次郎衆議院議員
小泉進次郎衆議院議員

8日は上京し、午前中は小泉進次郎衆議院議員の国会事務所に伺い、昨年のベストツーリズムビレッジ認定報告会にメッセージをいただいたお礼と、今年度さらに日本版持続可能な観光ガイドライン国際認証ロゴマークを白馬村が取得したご報告、および日本のリゾートが持続可能な観光地であるために課題となっている事象についての解決に向けた要望書の提出をさせていただきました。

国際的リゾートとして、国内外から多くのお客様に訪れていただけるようになる一方で、人材確保や行政手続、地価高騰などによる課題も顕在化しており、地方自治体では解決できない事項につき、小泉議員にご説明をし、国へ制度改正等をしていただきたい旨、要望をしました。

これまでも小泉議員は親身に地域課題に耳を傾けてくださり、解決に向けた研究やアクションをしてくださっております。また、元環境大臣として、脱炭素社会の実現を目指し、環境施策も熱心に取り組んでくださっており、白馬村として大変有り難く思います。
献身的なお力添えに心より感謝申し上げます。

 
 
B&G「子ども第3の居場所サミット」
B&G「子ども第3の居場所サミット」

午後は、B&G「子ども第3の居場所サミット」に出席し、パネリストとして事例を発表しました。

白馬村は現在子育て支援に特に力を入れており、個性を大切に多様な子どもたちの成長を支援する「子ども第3の居場所」が、B&G財団の支援のもと来月いよいよ村内にオープンします。

今回は、白馬村が行っているDXの取組を紹介し、子育て世帯にどういったメリットがあるかという視点でお話させていただきました。
特に本年7月に導入した白馬村公式LINEにより、保育園の欠席連絡をLINEを通じてできるようになったことが、朝の時間に忙しい子育て世帯の皆様から大変好評をいただいており、その成果について他の自治体の方々からも非常に興味を持っていただけました。

今後も、多様化する子育て世帯のニーズに対応できる体制を整え、子育て支援をしてまいりたいと考えています。

 
 
治水事業促進全国大会
治水事業促進全国大会

11日から14日は、「災害復旧事業促進全国大会」「治水事業促進全国大会」「全国治水砂防促進大会」が連日東京で開催されました。

毎年行われている大会ではありますが、温暖化により線状降水帯の発生などを原因とした災害が全国各地で相次いでいる昨今、国土強靭化のための予算充実は住民生活の安心安全のため必須であり、特に急峻で脆弱な地形を数多く有する長野県においては、当該対策は必須です。

白馬村も10年前に神城断層地震を経験し、昨年は黒豆沢土砂災害に見舞われ、住民にとっても観光客にとっても、安心して暮らし滞在できる環境の整備は最も重要な課題であり、今年も連日関連各所を回って要望活動をいたしました。

今後も災害の未然防止につき、地域行政として出来うる対策を講じてまいりますが、発災時には皆様の日頃からの備えが大変重要です。
ハザードマップも気温上昇に伴い見直しの必要性があり、更新および対応を検討しておりますが、皆様におかれましてもくれぐれも各種情報収集や防災グッズの準備等を宜しくお願いいたします。

 
白馬村水道料金の改定

13日には、白馬村水道料金の改定に関する住民説明会を開催し、私は上京中であったため、オンラインにて参加いたしました。

白馬村の水道は、昭和39年に創設され昭和40年4月から給水を開始して以来、村民の皆様に安全でおいしい水を供給し続け、59年目を迎えました。この間、定住人口や観光客の増加、生活水準の向上等による急激な水需要の増加に対応するため、2次拡張事業に複数回の変更を加え事業を推進してきました。
その結果、現在の水道普及率は99.5%となり、村民の生活と社会基盤にとって欠かせないライフラインとなっています。

しかしながら、今後は人口減少や節水意識の向上に伴う給水収益の減少に加え、これまで整備してきた施設が更新時期を迎えるなど、水道事業を取り巻く環境は大きく変わろうとしており、そうした中で老朽化した水道施設の更新や大規模地震に備えた水道施設の耐震化等、様々な課題に対応していく必要があります。

こうした背景のもと、より安全で安心な水を安定的に供給し続けるために、令和4年度に「白馬村水道事業ビジョン(第2次)」を策定し、令和7年1月からは、これまで41年間改定をしてこなかった水道料金を値上げすることにいたしました。
この水道料金の改定にあたっては、諮問機関である「白馬村上下水道事業経営審議会」において、計6回にわたりご審議いただき、今年6月に答申をいただきました。「将来にわたって持続可能な事業経営を行うには、適正な料金水準等による給水収益の確保が必要であり、水道料金の値上げと口径別料金体系への移行が適当」との答申内容を基に、今回の料金改定に至っております。

村民の皆様には、ご負担をおかけして大変申し訳ありませんが、将来にわたり持続可能な水道事業を継続していくため、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 

紅葉の季節が終わるとあっという間に冬シーズンの幕開けを迎えます。
白馬村に来られる際は、暖かい服装でお越しください。

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更新日:2024年11月17日