村長ブログ(令和6年11月29日)

11月景色
雪乞い祈願

11月後半になり、里にも雪の便りが届き始めました。

19日は、雪乞い祈願のため、白馬村議会、白馬村観光局、白馬商工会、索道事業者の皆様と戸隠神社に行き、神前にて今シーズンの恵まれた降雪をお祈りしました。
この日は、里への初雪となりましたが、ちょうど本日11月29日は朝から非常に良い降雪があり、早いシーズンインが期待できそうです。

 

 

全国町村長大会
全国若手町村長会年次総会

20日は、全国町村長大会、および全国若手町村長会年次総会のため上京しました。

新たな首相となって最初の全国町村長大会でしたが、少子高齢化が進む日本において、改めて少子化対策の強化と地方創生の強力な推進の重要性が共有され、分散型国づくりの実現に向けた決議がなされました。

全国若手町村長会は発足から1年が経ちましたが、新たなメンバーも加わり、全国的に町村でも若い首長が増えてきているのを実感しました。

今回は災害時の協定などについて協議がされ、元旦に発生した能登半島地震で就任から1週間足らずで対応することとなった志賀町の稲岡町長から、当時のお話や今後必要なことについて具体的な話を伺う機会にもなりました。

 

全国防災・危機管理トップセミナー
全国防災・危機管理トップセミナ

同日は、全国防災・危機管理トップセミナーも開催され、能登半島地震を例に、将来を見据えた災害対策の方向性についての講演や、市町村長による災害対応のポイントなどにつき勉強しました。

昨年もこのセミナーに参加し、その後一月経たないうちに、私自身「黒豆沢土砂災害」の対応をすることになりましたので、こうした勉強は頻繁にしていかなくてはいけないことを改めて感じています。

 

 

令和6年度白馬村スポーツ功労賞の表彰式
令和6年度白馬村スポーツ功労賞の表彰式

同時刻に白馬村では、令和6年度白馬村スポーツ功労賞の表彰式が行われており、私も出席したかったのですが、本セミナーに参加したため叶わず残念でしたが、多くの選手の皆さんがこの1年様々なスポーツ分野で活躍され受賞されたと伺い、大変嬉しく思いました。

受賞された皆様、おめでとうございます。

 

 

信学会白馬幼稚園の園児たち
信学会白馬幼稚園の園児たち

21日は、週末の「勤労感謝の日」にちなんで、信学会白馬幼稚園の園児たちが、手作りの村男が貼り絵で描かれたカレンダーを村長室に届けてくれました。

「いつも白馬村を守ってくれてありがとうございます。ピクニックを一緒に歌ってくれてありがとうございます。」という言葉をみんなで言ってくれて、とても嬉しかったです。

よしもとの番組収録で童謡「ピクニック」を一緒に歌ったことを、覚えていてくれました。
今後も「こどもまんなか社会」の実現に向け、力を合わせて取り組んでまいります。
 

 

中学生議会
中学生議会

同日は、37年ぶりとなる「中学生議会」が議場において開催されました。

今回は、白馬中学3年生の代表として9名の生徒が一般質問をし、議員がそれを支援し、本物の議長が議長を務め、私たち行政理事管理者が答弁するという本格的なスタイルで、生徒たちから村の現状や課題に対する質問や提案をいただきました。

とても建設的な質問内容で、私たちとしても実施・改善できることを積極的に取り組んでいきたいと思います。

今回の議会をきっかけに、ますます私たちの住んでいる地域に興味を持ち、そして疑問や意見を公的な場で伝えることができる大人に成長していただけると嬉しく思います。

中学3年生の皆さん、議会の皆様、ありがとうございました。

 

 

神城断層地震から10年シンポジウム
神城断層地震から10年シンポジウム

22日は、平成26年に発生した神城断層地震からちょうど10年のシンポジウムを開催しました。

国士舘大学 山崎名誉教授には、先日の全国防災・危機管理トップセミナーで学んだ内容とも共通する非常に分かりやすく有意義なご講演をいただきました。

災害がこれだけ激甚化・頻発化している現代において、公助による支援には限界があることから、自助、共助がますます重要になってきています。

10年前の神城断層地震では、地域の絆により、亡くなった方が一人もおらず「白馬の奇跡」と呼ばれることとなり、共助の大切さを全国に知らしめました。改めて、消防団はじめ地域の皆様方の共助の精神に敬意を表し、感謝申し上げます。

シンポジウムでは、この他に信州大学廣内教授をはじめ、小谷小学校、白馬中学校、白馬村アーカイブサポーターの冨山様にも発表をいただき、防災・減災の重要性を地域の多くの住民で再認識し、次世代へと継承しました。

また、11月22日を「白馬・小谷地震防災の日」にすることを両村で提案させていただき、多くの賛同を得ました。
これらの活動が、神城断層地震を知らない方へ、災害の記憶を伝える一助になればと思います。

 

 

【ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男3世】生誕祭
【ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男3世】生誕祭

23日は、白馬のマスコットキャラクター【ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男3世】の生誕祭が道の駅白馬で開催されました。

全国各地から多くのお客様にお越しいただき、村男グッズを購入いただいて大変ありがたく思いました。

12年前にムラオが白馬に誕生し、初めてその姿を見た時は、他の地域のご当地キャラクターとは随分異なっていて衝撃でしたが、こんなにみんなに愛される人気者になって、本当に嬉しく思い感謝しています。

白馬村ふるさと納税では、返礼品として人気の村男グッズもございますので、ぜひご覧ください。

スキー場合同安全祈願祭

 

同日は、白馬ジャンプ競技場において、スキー場合同安全祈願祭が開催されました。

昨年のこの日は汗ばむほどの陽気でしたが、今年は大変寒く、この時期の白馬らしい気候となりました。
多くの関係者ご参列のもと、来たる冬シーズンの安全と順調な降雪を祈願し、厳粛のうちに無事神事が執り行われました。

 

 

 

国連世界観光機関「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」日本版協議会
国連世界観光機関「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」日本版協議会

25、26日は、昨年白馬村が認定されました国連世界観光機関の「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」の日本の協議会がこの度立ち上がることとなり、岐阜県へ行ってまいりました。

初日は、エクスカーションで、温泉や自然環境を生かしたサステナブルツーリズムについて下呂温泉や高山市周辺を視察し、2日目は白川村で第1回日本版ベスト・ツーリズム・ビレッジ連携協議会及びシンポジウムが開催され出席しました。

第1回総会では、「日本版BTV連携協議会設置要綱」、「日本版BTV連携協議会行動理念」が承認され、行動理念の共同宣言がされました。
今後、協議会はこの「行動理念」に基づいて、一致団結して取組を進めていきます。

具体的には、文化的及び自然的資源を継承するとともに、地域社会に根差した価値観、産品、ライフスタイルを維持・促進し、経済、社会、環境のあらゆる側面において観光の持続可能性を追求し、地域の景観、知恵、生物・文化の多様性、産業を活かしつつ、観光をイノベーション、地域の発展、住民のウェルビーイングの原動力とすることを目指していき、BTVネットワーク参画地域が連携して活動することで、持続可能な観光をリードする存在としてブランド力の向上に努めてまいります。

 

白馬村とUber Japan包括協定調印式・出発式
白馬村とUber Japan包括協定調印式・出発式

27日は、白馬村とUber Japanが包括協定を結び、調印式と出発式を行いました。

12月1日よりUber Taxiが冬シーズンの間、ご利用可能になります。

出発セレモニーには、白馬村観光大使の上村愛子さんやオーストラリア大使代理にも出席いただき、多くのメディアの取材が入りました。
すでに海外でも多くの方がアプリで利用しているUberタクシーシステムを導入し、二次交通課題の解決とDXによる人材不足解消に繋げ、加えて、包括協定により、Uber様から得られるデータを活用し、今後の政策立案に役立てていきたいと考えています。

本日を迎えるにあたり、ご尽力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

この冬も多くの皆様に白馬村にお越しいただき、Uberタクシーやナイトデマンドタクシー、Table Check等のサービスにより快適な滞在を楽しんでいただければと思い、また同時に、住民の皆様にもご利用をいただき、今後も住んでよし、訪れてよしの白馬村を目指してまいりたいと思います。

「Uber タクシー」アプリのダウンロードはこちらから

11月景色
 

本日の豊富な降雪で、近日中に冬シーズンの幕開けとなりそうです。
今シーズンも、多くの皆様に白銀の世界でお会いできるのを楽しみにしています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 総務係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
お問い合わせはこちら

更新日:2024年11月30日