フォトニュース 平成24年(2012年) 4月

 

桜咲く、白馬三山

4月も下旬になり、遅い春が白馬村のすぐそばまでやってきました。
こちらの写真はお隣の小川村立屋地区から300年近くの歴史がある有名な「立屋の桜」の背後に白馬三山を撮したものです。
普段は3,000m級の山々の裾野から白馬三山を見上げていますが、少し離れた場所からその土地の名勝を通して眺める白馬三山もまた趣深いものでした。

桜とアルプス
芽吹く里

 

白馬村消防団として…

4月29日(日曜日)に白馬村消防団出初式が行われました。
早朝は非常呼集訓練が行われ、有事の際、非常呼集に対応できるようウィング21に集合した白馬村消防団全3分団が停止間訓練等を実施しました。
しかし午前10時5分を過ぎた頃、式典が始まったばかりの会場に「火災速報」の一報が入りました。
現場は沢渡地区。消防主任は式典の進行と火災の早期制圧という状況から1次出場は担当の南部分団と中部分団の一部、その他の分団は現状待機で式典を進行しました。
担当の南部分団が現場に到着すると沢渡地区のスキー場跡地が既に幅約50m、長さ数百メートルに渡って延焼していました。現場の延焼状況が明確に確認できない中、式典会場の消防主任に消防署から県防災ヘリコプターによる空中散水消火が検討されヘリコプターの出動要請を行ったとの一報が入りました。
これを受け、丸山団長は異例の2次出場(村内全分団の出場)を決断。式典会場にいる残り約70名の全分団員が火災現場に向かいました。この決断と初期消火に当たった南部・中部分団の懸命な消火活動により火災は約1時間後に鎮火されました。
消防団員として、この「出初式」は名誉の晴れ舞台。しかし丸山団長が訓示で「消防団員はここに生活し生きる者の責任として、ここで育ち育てられた者の責任として、この地の安心と安全を確保しなければならない」と述べたように、自らの名誉の舞台よりも現場近くに住む住民の安全を優先し、焼け焦げた臭いの残る斜度40度以上もある斜面を数百メール以上も駆け上がり消火活動に励んだ消防団員はまさに丸山団長が目指す消防団の姿でした。
結果、平成24年の出初式は中止という異例の事態にはなりましたが式典、分列行進という例年の華々しさの陰に泥臭くても実直でひたむきな白馬村消防団の姿を見ることができました。

訓練ラッパ隊
訓練団員整列
式典整列
表彰授与
広範囲延焼
消防ヘリ
消火活動
背負子消化活動

 

白馬南小学校・北小学校 入学式

4月4日(水曜日)、前日の強風と降雪で薄紅色にほころびかけた桜の枝も一変、純白の雪化粧をまとった入学式となりました。
いつもの年なら暖かい春の日差しの中で小さな手を引かれながら登校してくる新入生も今年ばかりは上着を羽織って首をすぼめながらの登校となりました。
特に今年は残雪の多く、何かと不便な面もありますが“雪の中での入学式”は桜の入学式と違って、大人になってからも自慢話になるのかな?

入学式校長挨拶
入学式校長挨拶
入学生整列
入学生初教室

 

しろうま保育園 入園式

4月3日(火曜日)にしろうま保育園の入園式が行われました。
お友達と仲良く、たくさん遊んで学ぼうね。
保護者の皆様、ご入園・ご進級おめでとうございます。

入園式
入園式
村長挨拶
入園式

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更新日:2019年04月01日