フォトニュース 平成25年(2013年) 1月
全日本選手権初制覇を未来の選手たちに
高校1年生の時に初参戦して以来自身2度目の出場となった全日本スキー選手権コンバインド競技で地元の期待、そして日本の期待を背負ってこの8年間世界で戦ってきた渡部暁斗選手が大会初制覇を成し遂げました。
前半のジャンプは雪の影響で初日キャンセルとなり同日競技というタイトな日程の中での後半距離。ジャンプ首位で弟の渡部善斗選手から6秒遅れての2位スタートなりました。スタート後はすぐに前方選手をとらえて首位に立ったものの、冷静な戦術眼で一旦、集団の2番手ほどに下がってからラストの周回に入ったところでギアチェンジ。全日本の舞台で「これが世界の戦い方」という駆け引きとポテンシャルで後続を引き離し、勝利を手にしました。
また、同日岩岳スキー場ラビランコースでは第49回白馬少年スキー大会が開催され未来の日本スキー界を背負う子どもたちも大人顔負けの様子で会場を沸かせていました。今後の成長に期待しましょう!
更新日:2019年04月01日