フォトニュース令和7年(2025年)5月
笹川勇太選手が村長に優勝報告
白馬高校の笹川勇太選手が4月20日に志賀高原横手山で行われました山岳スキー日本選手権大会スプリント種目U18カテゴリーで優勝しました。これにより1月に富山県宇奈月温泉で行われたインディビジュアル種目と合わせて2年連続2種目の優勝となりました。
5月2日、丸山村長に優勝報告のため来庁され、用具も含め競技の説明や、優勝した日本選手権の大会の様子、今後の目標などをお話しいただきました。
笹川選手は2030年のオリンピックへの出場のほか、山岳スキー(SKIMO)の国際大会で三大大会と言われるピエラメンツァ(フランス)、メッツァラマ(イタリア)、PGT(スイス)の出場を目指しているとのこと。若き選手の今後の活躍が大いに期待されます。
【競技概要】
山岳スキー競技(Ski Mountaineering: SKIMOと略称される) は、登山のー形態ではなく、あくまでスポーツとしてルールを持ったスポーツ競技の一つを指す。
山岳エリアに設定された上り下りを含むコースを、スキーで周回して戻ってくる時間を競うタイムレースだ。登りではスキーにシールをつけて登高し、下りはシールを外して踵を固定して滑降する。またコースの一部の急斜面や岩場などでは、スキーを外してザックに取り付け、ブーツ歩行で通過するように設定された区間もある。つまり雪山ツーリングを細かくコース設定し、タイムレースにしたものと言える。
この山岳スキー競技、もともとはヨーロツパの山岳軍のトレーニングの一環として行われていたレースが発祥と言われ、ヨーロッパでは人気が高い。今では、ISMF(国際山岳スキー連盟)により、競技ルールや競技会などの体制が確立され、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの実施種目に決定し、人気のスポーツとなっている。

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更新日:2025年05月02日