フォトニュース令和2年(2020年)10月
氷河学習会
10月30日(金曜日)に白馬岩岳山頂スカイアークで氷河学習会「白馬村の貴重な資源 - 唐松沢氷河と白馬連峰の雪渓を学ぼう!」が開催されました。
2018年からの調査により2019年に唐松沢雪渓が氷河であることが確認されたことを受け、氷河の概要や北アルプスの氷河・雪渓について、調査団長を務める新潟大学の奈良間千之教授にご講義いただきました。
トークセッションでは、白馬山案内人組合の松本組合長、長野県学習旅行誘致推進協議会白馬支部の岩井支部長、大町山岳博物館の鈴木館長にもご登壇いただき、氷河の活用に関する意見交換が行われました。
今年度からの3年間で不帰沢、杓子沢、白馬沢の調査を実施することとなっています。
国内でも数少ない貴重な資源として、観光や教育など活用についても検討していきます。
B&G体育館改修記念イベント
10月28日(水曜日)に白馬村B&G体育館の改修工事の完了を記念して、内覧会と記念イベントが開催されました。
白馬村B&G体育館は、1982年にB&G財団により建設された後に白馬村が無償譲渡を受け、中学生の授業や部活動も含めて多くの方にご利用いただいてきましたが、建設から約40年が経過し、長寿命化・多機能化を図ることを目的として、B&G財団から助成金を受けて大規模改修を実施しました。
竣工を記念して、内覧会に併せてB&G財団巡回写真展「スポーツのチカラ」としてオリンピック・パラリンピックの写真展を開催したほか、白馬村がナショナルトレーニングセンターの指定を受けているノルディック複合の日本代表の選手・コーチ・トレーナーをお招きして、白馬中学校スキー部員(ノルディック種目)にトレーニングに関する指導を行いました。
海外遠征を控えた渡部暁斗・善斗選手、山本涼太選手のほか、ヘッドコーチやトレーナーにご協力いただき、中学生に重心移動や股関節の使い方、武術等から学ぶ体の使い方やトレーニングの際に気を付けることなどを実演を交えてお話いただきました。
ノルディック複合日本代表チームの今季の活躍と、中学生の成長・活躍が楽しみです。
第20回白馬村青少年育成村民大会・第33回白馬村社会福祉大会
10月24日(土曜日)にウイング21で第20回白馬村青少年育成村民大会・第33回白馬村社会福祉大会が開催されました。
開会後、白馬中学校の3名が意見文を発表しました。
- 1年 光保凜さん 「笑顔を持って」
- 2年 松沢悠那さん 「やさしさが広がる」
- 3年 山下りこぼさん 「学んだ先の未来」
社会福祉表彰では、民生児童委員・人権擁護委員・団体委員の計13名の長年の功績が表彰され、白馬村シニアクラブには寄附に対する感謝状が贈呈されました。
講演は、公立諏訪東京理科大学工学部の脳科学者 篠原菊紀教授を講師に招き、「ほめどころで変わる伸び方~子どもの脳・親の脳に必要なこと」と題してお話いただきました。
「賢さ」よりも「努力」を褒め、間違いから学ぼうとする姿勢を持つような人が伸びることや、やる気の本質、ワーキングメモリーの鍛え方、脳を鍛えるために健康管理が大切であることなど、ユーモアを交えてご講演いただきました。
コロナ禍でも、白馬村を愛し、元気で思いやりのある青少年を育成できるよう地域ぐるみで取り組みを推進しましょう。
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総務課 情報環境係
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長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
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更新日:2020年10月24日