村長あいさつ (Mayor's Greeting)
2025年も半年が経過しました。
冬の大雪や、空梅雨、猛暑など、この半年だけでも気候変動の影響の大きさを強く感じる年となっています。災害も各地で頻繁に発生しており、皆様方におかれましては、日頃からの備えをくれぐれもよろしくお願いいたします。
気候変動や人口減少など、私たちを取り巻く自然環境や社会環境が目まぐるしく変化する昨今、地方自治体においては住民主体の協働のまちづくりが持続可能な地域を創造していく上で大変重要となっています。
白馬村では、今月から「第6次総合計画」策定に向けた計画審議会が始まりました。総合計画は、まちづくりの基本方針を定める極めて重要な計画として、各個別計画の最上位に位置付けられています。
現行の第5次総合計画の計画期間が令和7年度で終了することから、次の10年間を対象とする「第6次総合計画」を策定するため、昨年度から村民アンケートや各地区との懇談会等を行い、村民の皆様から意見をお聴きしてまいりました。今年度はそれらを基に基本構想や基本計画を立案し、村民の皆様に自分ごととして捉えていただける実効性のある計画を策定したいと考えております。
また、国では6月13日に「地方創生2.0基本構想」が閣議決定されました。これまでの10年間の地方創生の成果と反省が整理されるとともに、次の10年間に向けて、人口減少を正面から受け止めた上で、多様な関係者と議論して総合戦略を策定することが重要であると示されています。白馬村の総合計画は、地方版総合戦略を含むものとして策定しますので、国や県の動向も踏まえながら内容を検討していくこととなりますが、この計画審議会は、まさに様々な分野を代表する皆様に委員に就任いただいております。
なお、今回の計画策定に併せて、白馬村では「自治基本条例 (仮称)」を制定したいと考えております。自治基本条例は、まちづくりに関する基本的な ルールや村民・議会・行政等の役割を定め、様々な条例の最上位に位置付けられる市町村の憲法のようなものです。
外的な要因の影響を受けやすく、人の出入りも多い白馬村において、時代を越えて大切にするべきものは何なのか、皆さんと一緒に考えて、共通の認識を持ちながら、より良い未来に進んでいきたいと考えております。7月30日には、白馬村の将来像について、村民一人ひとりの想いを形にするために、まちづくり村民ワークショップを開催します。
皆様のご協力とご支援により、さらに美しく魅力的で住みやすい白馬村に向けて地域一丸となる計画を策定できるようお願い申し上げます。
2025年7月16日
白馬村長 丸山俊郎
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更新日:2025年07月16日