村長ブログ(令和6年3月1日)

今シーズンは暖冬ということで全国的に雪が少なく、白馬エリアも例年に比べ多くはありませんが、それでもまとまった雪がタイミングよく降ってくれるお陰で、全てのゲレンデが麓まで滑走することが出来、2月後半も多くのお客様にご来村いただいており、大変有り難く思います。

 

自見はなこ内閣府特命担当大臣

16日は、要望活動のため上京し、その折、自見はなこ内閣府特命担当大臣にお会いし、お話しさせていただく機会がございました。

自見大臣から一言目に、白馬村は子育て支援頑張ってるんですよねと仰っていただき、大変驚きました。

白馬村は財政の問題もあり子育て支援はまだまだ十分とは言えない部分もありますが、今年度初めて応援交付金を新設したり、今年「子ども第3の居場所」を設立予定で先日B&G全国サミットで副会長に選出いただいたりと、少しずつですがその取組が評価されて来ており、大臣の元にも届いていたことを大変嬉しく思います。
日頃より、子育て支援にご協力いただいております皆様に、心より感謝申し上げます。
 

スカイランタン
白馬八方尾根火祭り
ゲレンデデモンストレーションにサプライズ参加
白馬八方尾根火祭り

その日の晩は、毎年恒例の白馬八方尾根火祭りにお声掛けいただき、来賓として参加いたしました。
例年以上に多くのお客様が会場にお越しになっており、大変盛大に開催されました。

今年は松明滑走の炎の半分がLEDペンライトに変わったり、スカイランタンもLEDを使用したりと、脱炭素を意識されていました。
スカイランタンは、売上金の全てが「令和6年能登半島地震災害義援金」として寄付されるとのことです。

私は、小学生の時以来のゲレンデデモンストレーションにサプライズで参加させていただき、ヴィクトワールシュヴァルブラン村男3世と一緒に滑走をし、大変良い思い出となりました。
開催いただいた関係者の皆様、お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

 

長野県弁護士会様と「災害時における相談業務に関する協定」を締結
長野県弁護士会様と「災害時における相談業務に関する協定」を締結

20日は、長野県弁護士会様と「災害時における相談業務に関する協定」を締結いたしました。

近年、白馬村で起こった災害は、昨年の黒豆沢土砂災害や発生から10年を迎える神城断層地震が記憶に新しく、幸い亡くなった方はおりませんでしたが、避難後の生活再建に向けた相談や法律問題について、より良い対応ができないかと考えておりました。

今回の協定により、被災時に県を通さず相談員を派遣していただくことで、より速やかで充実した被災者支援活動を行えるよう、予め相談体制が構築できるものと期待しております。

長野県弁護士会様、大変ありがとうございます。

 
能登半島地震の災害支援は県職員激励式

同日は、能登半島地震の災害支援として、石川県羽咋郡志賀町に派遣する職員の激励式を執り行いました。

期間は2月23日からの3日間、主に公費解体をはじめとした災害廃棄物処理業務の任にあたります。
他の自治体の仲間や関係機関との情報共有や連携体制の構築に努めながら、支援に全力を尽くしていただくよう伝えました。

 

21日は、第78回を迎える伝統と歴史ある八方尾根リーゼンスラローム大会の開会式に朝一番で参加し、午前中に東京に移動して要望活動を行いました。

 
 
河野太郎デジタル大臣

 

夕刻には、河野太郎デジタル大臣とお会いし、役場窓口における現状課題についてご説明し、要望書を提出させていただきました。

白馬村は冬季になると外国人転入者が非常に増加しますが、役場窓口における転出入手続が情報の手打ち入力など非常に煩雑で時間が掛かり、職員の負担も大きいため、データ共有やシステムの統一など、デジタルの整備により解決していただけないか提案をいたしました。

既に在留カードとマイナンバーの連携については検討してくださっており、加えて今回の説明により、実際に現場でどういったことが起きており、どんな課題があり、どう解決しないといけないかが鮮明に理解出来たということで、課題解決に向けた非常に心強いご回答をいただけ、大変有意義な機会となりました。

台北駐日経済文化代表処 周副代表

 

翌22日は、駐日台湾大使館にあたる台北駐日経済文化代表処を訪問し、今年度新たに副代表となった周氏と会談しました。

白馬村には、観光客としても台湾からお越しになる方が多いですが、スキーインストラクターやワーキングホリデー等、労働者として働いている台湾の方も多くいらっしゃり、平時はもちろん事故発生時や災害時における情報共有は非常に重要であり、より緊密な連携が取れるよう関係を構築していくことをお互い約束いたしました。

周副代表も、白馬が台湾の皆様に非常に人気であることをよくご存知でいらっしゃり、白馬村とタイムリーに情報交換できる関係性を築けていることを有り難く思うと仰ってくださいました。
改めて、多様な住民が暮らす白馬村において、各国大使館との繋がりの重要性を感じております。

村長室からの景色3.1
 

2月最終週は、3月議会定例会に向けた議会運営委員会や白馬山麓事務組合議会の定例会などがあり、今年度もいよいよ大詰めとなって来たことを実感するこの頃です。
さらに輝く来年度へ向け、皆様と共にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 総務係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
お問い合わせはこちら

更新日:2024年03月01日