村長ブログ（令和6年4月1日）

3月後半も良い降雪があったお陰で、シーズン終盤もゲレンデは賑わいを見せており、大変ありがたく思います。

16日は白馬幼稚園の卒業式、18日は白馬中学校の卒業式、22日はしろうま保育園の卒園式に出席しました。
卒業・卒園式は何度参加しても、園児や児童生徒の晴れの姿に感動し、胸がいっぱいになります。

しろうま保育園の卒園式では、園児と先生の唄う「思い出のアルバム」のピアノ伴奏をしました。
あまり時間のない中での試みだったのですが、令和6年度予算方針でも子育て支援を重点施策に入れている中で、財政的には十分な余裕がなく、予算付け以外にも何か出来ることはないかと考え、また今月からは村民の皆さんにも共にチャレンジをしていただく新たな白馬デマンドタクシーの取組もあることから、私自身も何か新しいチャレンジをしようと思い、園児と共に頑張ってみました。

園児たちがどのくらい達成感を感じてくれたかは分かりませんが、記憶には残ったかなと思います。

ご卒業・ご卒園おめでとうございます。
 

17日は、次期冬季オリンピックから正式種目となる山岳スキー競技【SKIMO】の日本選手権が白馬八方尾根で開催され、表彰式にプレゼンターとして参加しました。

登る姿と滑る姿を同じ場所で観戦でき、白熱のレース展開が目の前で繰り広げられるので、応援にも力が入ります。
地元白馬の選手たちも表彰台の真ん中に立ったりと大活躍で、これからこの競技が日本でも益々広がっていくよう、白馬村としても応援したいと思います。

21日は、3月議会最終日。
令和6年度一般会計予算はじめ、提出しました全ての案件を原案通りお認めいただきました。

コロナ禍からの経済回復においては、白馬村の基幹産業である観光業において、多くの皆様のご尽力により大きな成果を上げてくることができました。
令和6年度は、住民福祉の更なる向上のため、定例会でいただいたご意見やご提案を十分に踏まえ、適正に予算の執行をしてまります。

25日は、オーストラリア大使館のレセプションに今年もご招待いただき、ジャスティン駐日大使はじめ、各国大使や政府関係者の皆様、オーストラリアに関わる企業の皆様と、現状共有や今後の連携についてお話しさせていただきました。

日本側からは河野太郎デジタル大臣と自見はなこ内閣府特命担当大臣のお二人がご挨拶に登壇されました。

河野大臣は、オーストラリアから多くの方がスキーに日本を訪れ、日本からは多くの学生がオーストラリアに留学していることから、両国の関係を更に深めて強い連携をとっていく事の重要性についてお話しされ、白馬村もそうした動きの中心にいる事の使命感を改めて強く感じました。

また会場でお会いした山口那津男公明党代表は、白馬に絵を描きに来られたことがあるとのことで、近年桜の季節に非常に人気となっている「大出公園」の名前が出て、大変驚きました。

パウダースノーだけでなく、美しい自然景観で国内外に広く知られる白馬村を、今後も多くの方に愛され未来へと環境を残していける地域とするため、しっかりと関連各所と有意義な連携を図っていきたいと思います。

26日は、白馬ロータリークラブの交歓学生スキーの集いに参加し、開催地を代表しご挨拶いたしました。

今年は、世界10カ国から180名の学生が白馬に集結しました。

持続可能な世界水準のオールシーズン観光地を目指す白馬村にとって、世界各国の若者達がこの地で交流し、互いの文化や環境の違いを理解し合うことは大変有意義であり、こうした機会を作ってくださっているロータリークラブの皆様に心より感謝申し上げます。

29日は、今年度の登庁最終日。
3月で退職する職員の辞令交付式と、同じく3月で退任される白馬南小学校の校長先生の辞令交付および表彰状の贈呈を行いました。

長年に渡る本村の行政および教育への多大なるご献身に心より感謝申し上げますとともに、皆様の新天地での更なる活躍を祈念申し上げます。

30、31日には、世界トップクラスの選手が集まる「ワールドモーグルキャンプ」と、同時開催の「白馬春の雪まつり」に参加しました。

今回で3回目を迎えるワールドモーグルキャンプは、今年はユニクロ様がメインスポンサーを務め更にパワーアップし、盛大に開催されました。
北京オリンピックの豪華メダリスト達が今年も来てくださり、今季は堀島行真選手が日本人男子初の種目別総合優勝を果たしたことから、とても注目度の高い豪華イベントとなりました。

また白馬春の雪まつりは白馬村も共催し、今回が初の開催でしたが、3月の恵まれた降雪のお陰で非常に良いコンディションの中で実施でき、地元の親子連れの皆さん中心に喜んでいただけました。

ご参加いただきました皆様、協賛くださいました皆様、開催にご協力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。



令和5年度も、白馬村の行政運営への皆様のご理解・ご協力誠にありがとうございました。