村長ブログ(令和7年7月2日)
6月下旬は、全国同様に梅雨時期にも関わらず降雨がほとんどなく、天気の良い日が多くありました。
16日は、白馬中学校3年生の山田柚野選手が、8月1日・3日にイタリアで開催される【2025ユーススカイランニング世界選手権】の出場権を獲得し、ご報告に来てくださいました。
スカイランニング【ユース】は15歳から23歳までのカテゴリーで、山田柚野選手は15歳の最年少。
2024年に滋賀県で開催された全日本選手権大会において、バーチィカル・スカイそれぞれの種目で、2位・3位に入賞し、世界選手権出場が決まりました。
冬はクロスカントリースキーヤ-として活動し、今年の全国中学校スキー大会で3位表彰台となった期待の選手です。
スカイランニングとクロスカントリーの夏冬両種目で世界トップを目指しますと、力強く意気込みをお話しくださいました。
世界選手権でのご活躍を期待しています。
世界選手権に挑む若者たちを応援するクラウドファンディングへの皆様のご支援をよろしくお願いします。
日本から世界へ!13人の若武者「AOZORA JAPAN」がスカイランニングの頂点を獲る!
17日は、初回となる長野県宿泊税活用部会に委員として参加しました。
来年6月から導入となる長野県の宿泊税につき、県内の村自治体の代表として委員に選ばれました。
白馬村は独自課税自治体でもあることから、使途の整合性やインバウンド需要増大により発生すると予期される課題について意見を述べさせていただきました。
地域や来訪者にとって有益なものとなるよう、委員としての職務を果たしてまいります。
21日は、道の駅白馬で【ムラオフェア】がスタートし、PRに参加しました。
朝から大勢のムラオファンの皆様に全国各地からお越しいただき、大変有り難く思いました。
梅雨のこの時期に、こうした楽しい企画をして盛り上げてくださっている道の駅白馬の職員の皆様に心より感謝申し上げます。
道の駅白馬では、季節ごとに様々なイベントを行っております、ぜひお立ち寄りください。

22日は、白馬ソフトバレー春季大会が開催され、開会式に出席しました。
村内外から多くのチームの皆様にご参加いただき、幅広い世代で楽しむことのできるソフトバレーボールを通じて、仲間同士や地域の交流が図られました。
主催者はじめ開催にご尽力くださいました皆様、ご参加くださいました皆様、大変有り難うございました。
今年度、白馬村スポーツ協会の会長・副会長が改選され、これまで12年間お勤めいただいた山岸忠さんから、前副会長の横山秋一さんに会長が代わりました。
長年にわたる山岸さんのご尽力に心より感謝申し上げます。
お陰様で、白馬村はスポーツが盛んな村として、オリンピックはじめ多くの大会で活躍する様々な種目の選手が輩出され、住民が日頃からスポーツに親しむ環境が作り上げられています。
新会長には、重責を担っていただくこととなりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
23日は、JTBF日本交通公社【マウンテンリゾートシンポジウム】に参加しました。
日本のマウンテンリゾートをはじめとしたリゾート地の実情とその在り方、将来について、課題提起や可能性の追求をし、未来に向けて解決すべきことや実施すべき事等を、観光庁担当や自治体、観光関連組織、事業者の皆様とともに学びながら議論する貴重な機会となりました。
基調講演では、日本交通公社の山田理事からカナダのマウンテンリゾートの事例紹介があり、その地域がリゾート自治体として通常の自治体とは異なる制度のもとでの自治が行われていることが説明され、大変有意義な学びとなりました。
日本は、全ての市町村が基本的には画一的な自治体制度で成り立っていることから、地方のリゾート地や観光地においては、観光振興が進むことで、住民に負荷や負担が増えて住みづらくなったり、自治体の財政が厳しくなるという側面があり、昨今のインバウンド需要増加や人口減少により、よりそうした状況が顕著になってきています。
以前からこの点につき、地方自治体の施策だけでは解決できない投資目的転売規制や外資規制等の法改正、税制改正、交付金の制度の見直しなどが必要であることを国にも要望してきていますが、今回は同じ課題を持つ長野県の自治体である野沢温泉村と山ノ内町の町村長とパネルディスカッションに登壇し、各地域の事例と施策や対策、課題を発表し、観光庁の観光地域振興課長を交えて議論しました。
地方自治体目線でここまで踏み込んで議論できる場は、これまであまりなかったように思いますが、日本交通公社様のお陰で、発表の場をいただけ、観光庁や事業者、観光団体の皆様にリゾート地の地方自治体の状況を共有出来、課題認識いただけたことを大変有り難く思います。
実際に国で実現が望まれる制度改正等については、観光庁が管轄省ではありませんが、観光立国を目指す上で解決すべき重要な課題であり、この意味で地方自治体の生の声や実施中の施策、それだけでは解決できない具体的事象を観光庁に伝え、同じテーブルで議論する重要性を強く感じました。
貴重な機会をいただけたことに感謝申し上げますとともに、ご一緒に登壇いただいた方々やご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。
25日は、都内で開催された【地方創生セミナー】の第一部に内閣官房参事官と共に登壇しました。
参事官からは、今月13日に閣議決定された「地方創生2.0」の基本構想や主要施策、全国の事例、更には地方創生のために活用できる財源として企業版ふるさと納税の可能性や、企業が地方を支援する意義について等が発表されました。
私は、地方創生に取り組む自治体の代表、とりわけリゾート地の自治体として、これまでの観光の歴史や、人口減少社会下において必要となる施策等を、行政として実施して来た各種事例を交えて紹介しました。
その上で、住民が豊かに暮らし続けられる地域であるために課題となる点と、それらを解決するのに必要な制度改正や法改正等について説明しました。
特に持続可能性の観点からは、地域で生み出された利益が地域に還元される必要があることから、地域産業維持における課題と行政における財政の仕組みの課題についても触れ、地方自治体で出来る施策と国が実施すべき施策を整理して伝えました。
発表の後に、参事官や参加者の方々から大変勉強になりましたというお言葉を多くいただけ、登壇できたことを嬉しく思います。
地方創生に取り組む数ある自治体の中から、好例自治体として選んでくださり、このような貴重な機会をくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
27日は、村民マレットゴルフ大会が開催されました。
スポーツ日和となり、村内のご年配の皆さんを中心に多くの参加者が集まり、健康増進が図られるとともに、地域の親睦が深まりました。
今年は梅雨時期から全国的に大変暑くなっておりますが、スポーツ振興を通じて村民の皆様の健康増進や体力向上が図られ、暑い夏を元気に乗り越えられますことを祈念しております。
同日は、今年度第1回目となる、観光地経営会議が開催されました。
今年度は新たな10年間の「観光地経営ビジョン」を策定する年度となります。
これまでの10年間の観光地経営計画を加味しつつ、「持続可能な観光ガイドライン」に準拠した、より環境に配慮し、より住民が安全快適に暮らし続けられるウェルビーイングを意識した、全ての観光に関係する人たちの指針となるビジョンを策定してまいります。
白馬の現状に即した白馬らしいものとするために、これまでの観光関連組織や団体の代表である委員に加え、ベスト・ツーリズム・ビレッジで白馬の価値として評価された「山岳」「民宿」「農業」「里山文化」の分野を代表する方々や一般公募による住民代表にも委員に入っていただき、有識者を交えて実効性あるビジョンの策定をしたいと考えておりますので、皆様方のご協力をよろしくお願いいたします。
28日は、大北地区障がい者運動会が開催され、私もチーム白馬の一員として、皆さんと一緒に全競技に参加しました。
みんなと一緒に身体を動かすことは本当に楽しく、また競技もバラエティに富んでいて、応援にも力が入り、大変有意義な時間を過ごすことが出来ました。
主催いただいております実行委員会の皆様、運営にご尽力いただいた皆様、民生児童員の皆様、ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。
29日は、大北地区消防ポンプ操法大会とラッパ吹奏大会が大町市で開催されました。
炎天下での開催でしたが、ポンプ車操法、小型ポンプ操法、ラッパ吹奏楽の部と、いずれにおいても各市町村の代表選手が全力で取り組まれ、その姿に深い尊敬の念を覚えました。
一方で、この時期の気温がこれほどまでに上昇するようになってきた昨今、これまでと同様に実施することは選手の健康面への影響を考えると適切ではないとも感じ、今後の在り方を考えていく時期に来ていると感じました。
私個人で判断できることではありませんが、当事者の意見を聞きながら、全体であるべき形へと改善できればと思います。
出場された選手の皆様、運営にご協力いただきました皆様、大変有り難うございました。
30日は、【とおみ尾根安全祈願祭】が開催されました。
いよいよ本格夏シーズンの幕開けです。
既に梅雨が明けたかのような気候ですが、この夏も皆様が安全に登山やトレッキングをお楽しみいただけますことを祈念しております。
「夏山登山情報」をご確認のうえ、事前準備をしっかりと整えお越しくださいますようお願い申し上げます。
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電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
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更新日:2025年07月02日