オオハンゴウソウ(特定外来生物)

オオハンゴンソウは、キク科の多年草で、高さ1~2mまで成長し、7月下旬から10月にかけて直径6~10cmの黄色い花が咲きます。
花びらは8~14 枚で筒状花(花の中心部分)は黄緑色です。

明治中期に観賞用として導入され、1955年には野生化、北海道から沖縄県まで日本全国に定着し、外来生物法により「種子」と「根」が特定外来生物に指定されています。
※茎や花、葉は指定されていません。

村内では、同じキク科のルドベキアやヒメヒマワリなどよく似ている花も多く確認されています。

オオハンゴウソウ(花)

オオハンゴウソウ(花)

筒状花(花の中心部)は黄緑色。蕾の時期か
ら枯れるまで同じ色で、直径1~1.5cm程度。

オオハンゴウソウ(葉)

オオハンゴウソウ(葉)

下部の葉は長く全長10~15cmで5~7に深裂し、葉先にギザギザがある。
上部には葉柄がなく全長2~4cmの葉が1~2枚独立してついている。

駆除の方法

種子を作る前(10月初旬まで)に根元から抜き取り、ゴミ袋に入れて燃えるゴミとして処分してください。

拡散を防ぐために、種子を形成した花・根の取扱いには充分に注意してください。

※地区等で特定外来種の駆除作業を実施する場合には、事前にご連絡ください。

見分け方

 

ルドベキア
(駆除対象外)
ヒメヒマワリ
(駆除対象外)
オオハンゴウソウ
(駆除対象)
筒状花
(花の中心部)
濃い茶色 茶色 黄緑色
花(花びら) 黄色(成長につれ中心部から茶色に色づく) 黄色 黄色
葉の色 緑色 深緑色 緑色
上部の葉 小さな歯状 大きな鋸歯状のギザギザ 丸くギザギザがない
下部の歯 上部の歯とほぼ同じ 下部に行くに連れ切れ込みが深くなり、下部は深く裂ける(5~7深裂)

 

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更新日:2024年05月15日