紫米
青鬼の棚田では、他の米と交配せずに栽培できる立地性を活かして、白馬村の特産品である「紫米」を低農薬で栽培しています。
紫米には「南京香稲」と「朝紫」の2種類があり、「南京香稲」は古代米の原種で、細長く穂が実と脱粒してしまい、通常の米の3分の2程度しか収量できません。「朝紫」は、脱粒しないよう改良された品種で、形も普通のお米とほぼ同じ形状をしています。
おはぎの起源とも言われる紫米は、ポリフェノールの一種であり抗酸化作用を有するアントシアニンがブルーベリーの約3倍含まれ、ビタミンやカルシウム、マグネシウムといった栄養素が詰まっています。白米に少し混ぜて炊くと、ほんのりとした紫色に美しく染まります。
道の駅白馬などの村内土産店にて紫米やその加工品を販売しています。

紫米の稲穂
紫米のおにぎり
更新日:2023年05月08日