伝統的建造物群保存地区制度の概要

伝統的建造物群保存地区(伝建地区)は、歴史的な町並みを構成する建造物や工作物、周囲の環境を含めて一体的に保存することを目的として、昭和50年の文化財保護法の改正に伴い新たな文化財の種類として位置づけられました。

長い年月をかけて何代にも亘り受け継がれてきた貴重な日本の文化遺産である城下町、宿場町、門前町など、全国各地に残る歴史的な集落・町並みについて、文化財として保存すると同時に、現役の生活の舞台として整備し、次世代に伝える取り組みを進めています。

保存事業に対して国(文化庁)は補助金などの財政的支援と技術的指導を行うほか、地区内の建築行為等に一定の制限を設け、良好な歴史的風致の維持継承を図っています。

重要伝統的建造物群保存地区は、全国104市町村で126地区あり、約30,000件の伝統的建造物及び環境物件が特定され保護されています。

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更新日:2023年05月08日