文化財の現状変更

文化財現状変更等許可申請手続きについて

白馬村には、その歴史や自然、文化を理解するうえで欠くことのできない貴重な文化財(史跡・名勝・天然記念物など)が多く存在しています。

それらの文化財を保護するため、文化財の現状を変更する行為や文化財に影響を及ぼす行為をする場合は、事前に許可申請が必要です。

■根拠法令

  • 文化財保護法
  • 文化財保護法施行令
  • 長野県文化財保護条例
  • 長野県文化財保護条例施行規則
  • 白馬村文化財保護条例

許可には様々な条件がありますので、現状を変更する行為を予定している方は、事前に白馬村教育委員会事務局生涯学習スポーツ課へご相談ください。

現状を変更する行為とは

現状を変更する行為(現状変更等)とは、次のような行為をいいます。

  • 建築物の新築、改築、増築、撤去
  • 住宅の外壁補修、塗り替え
  • 工作物(看板・フェンス等)の設置、撤去
  • 仮設物(テント等)の設置、撤去
  • 道路の新設、舗装、修繕
  • 木竹の伐採・植栽、植物の採取、動物の捕獲
  • 土地の形質の変更、土壌・岩石の採取
  • 入水行為 など

維持の措置または非常災害のために必要な応急措置をとる場合、保存に影響を及ぼす行為についてはその影響が軽微な場合には許可は不要です。詳しくはお問い合わせください。

申請手続き

申請

内容により、文化庁長官が許可するもの、長野県教育委員会が許可するもの、白馬村教育委員会が許可するものがあります。

文化庁での現状変更等の許可は、文化審議会文化財分科会で審議・決定されます。
この分科会は、原則として毎月1回の開催となり、事前手続きも含め許可が下りるまでに2~3ヵ月程度時間を要しますので、あらかじめご了承いただき期間には余裕を持ってご提出ください。

いずれの場合においても、白馬村教育委員会事務局生涯学習スポーツ課に申請書類(原則、文化庁が許可するものは3部、長野県が許可するものは2部、白馬村教育委員会が許可するものは1部)を提出してください。

尚、申請者の押印は不要となっているため、メールで提出いただいても結構です。

 

【添付書類】

  • 現状変更等の設計仕様書及び設計図
  • 現状変更等に係る地域及びこれに関連する地域の地番及び地ぼうを表示した実測図
  • 現状変更等に係る地域のキャビネ型写真
  • 現状変更等を必要とする理由を証するに足りる資料があるときは、その資料
  • 許可申請者が所有者以外の者であるときは、所有者の承諾書
  • 許可申請者が権原に基づく占有者以外の者であるときは、占有者の承諾書
  • 管理団体がある場合で、許可申請者が管理団体以外の者であるときは、管理団体の意見書
  • 管理責任者がある場合で、許可申請者が管理責任者以外の者であるときは、管理責任者の意見書
  • その他必要とする書類

添付書類は、申請内容と一致しているか十分に確認してください。

北アルプス一帯は中部山岳国立公園であるため、自然公園法など文化財保護法以外にも様々な規制があります。
申請や届出が必要になる場合がありますのでご注意ください。

報告

許可された現状変更等が終了したら、速やかに終了報告書(原則、国指定文化財3部、長野県指定文化財2部、白馬村指定文化財1部)を白馬村教育委員会事務局生涯学習スポーツ課に提出してください。
なお、終了報告書には、現状変更の結果を示す写真、その他参考となる資料を添付してください。

様式・記入例

国指定

長野県指定

白馬村指定

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習スポーツ課 生涯学習係

〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-85-0726 ファックス:0261-85-0723

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更新日:2024年04月19日