村長ブログ(令和7年3月31日)
3月後半は暖かくなり、雪解けが急速に進んでいますが、ゲレンデは下部まで滑走が可能です。
17日は、JR西日本金沢支社に、大糸線沿線自治体の首長と共に要望活動に伺いました。
JR大糸線は、地域住民の生活路線として、また観光路線としても重要であり、その存続は地域社会に大きく影響します。
南小谷駅以北が西日本の管轄ですが、エリアを超えた連携により、沿線地域にとって最適の形になるよう要望、意見交換をいたしました。
白馬村は周辺自治体の中でも、特に観光客により利用者が大きく増加していることから、JR西日本にとっても非常に重要な地域であるとのお言葉をいただきました。
昨今、地域バス路線の廃線などが県内でも大きな課題となっていますが、地域住民の利便性や快適性を向上する上で、観光利用の方も含め、周辺自治体と連携して大糸線の持続可能な形の構築に協力していきたいと考えております。
18日は、3月定例会の最終日。
令和7年度一般会計予算を含む、全ての提出案件につき、原案のとおりお認めをいただきました。
今回、宿泊税の導入に関しまして、「白馬村持続可能な観光地経営に関する条例」と「白馬村宿泊税条例」の2つの条例が可決されました。
これまで長野県の動きに遅れることなく、白馬村の実情にあった形の制度にするための検討を進めてこられましたことに、議員の皆様、関係者の皆様、並びにご理解賜りました皆様に厚く御礼申し上げます。
この件につき、「村長あいさつ」に記載しましたので、ご覧いただければと思います。
また、この冬の村内の状況に鑑み、マナー条例の強化など今後行政として取り組む予定の施策や、事業者にご協力いただきたい事項についても文中に記載し、議会閉会挨拶でも触れさせていただきました。
19日は、新潟県糸魚川市の市政施行20周年記念式典に参列いたしました。
糸魚川市と白馬村とは、大糸線沿線自治体として、また千国街道沿いの自治体として、さらには姫川流域の自治体として、古くから深いつながりがあります。
平成17年3月19日に、旧糸魚川市、旧能生町、旧青海町が合併し、新糸魚川市が誕生して20年の節目を迎えました。式典では式辞、来賓祝辞、ビデオメッセージ上映、市制施行20周年記念表彰、市民憲章唱和などが行われ、米田徹市長は、「この20周年を契機に、市民の皆さまと共に新たな一歩を踏み出し、『輝きのまち』に向かって進んでいくことを固く誓う」と述べられました。
平成28年には大火に見舞われ、また昨年は能登半島地震による被害も発生しましたが、今日まで復興を遂げて来られました。
市政施行20周年を心よりお祝い申し上げますとともに、糸魚川市の更なる発展を祈念申し上げます。
21日は、認定こども園「しろうま保育園」の卒園式を執り行いました。
卒園児たちとは、白馬幼稚園同様に【おでかけ!全国うた自慢まち自慢】で一緒に歌を唄ったので、良く知っている園児が沢山いました。
みんな元気いっぱい「ありがとうございます!」と保育証書を受け取って、しっかり保護者の元へと持っていき、手渡すことが出来ました。
園児たちの合唱【思い出のアルバム】は、今年もピアノ伴奏をさせていただきましたが、園児や先生がたの素晴らしい歌のお陰でとても良い合唱になりました。
ご家族や先生への感謝の気持ちを忘れずに、4月から新しいお友達もいっぱい作って、楽しい小学校生活を送ってくださいね。
ご卒園おめでとうございます。
24日は、この度完成した「白馬リサイクルプラザ」の関係者内覧会に参加しました。
4月から、3R(リデュース、リユース、リサイクル)に関する普及啓発・展示・情報発信、リユース品の受入展示、研修会等の環境活動の拠点としてオープンいたします。
現在、リユース品の受入募集をしております。
大町市・白馬村・小谷村の住民の皆様からリユース品を集めて展示し、希望者が無料で持ち帰ることができます。
ゴミとして捨てる前に、まだ使える不用品がご家庭にありましたら、白馬リサイクルセンターまでお持ちください。
白馬村はゼロカーボンシティ宣言をしております。
ゴミの削減に、皆様の更なるご協力のほど、宜しくお願いいたします。
また4月から、これまで 「燃えるごみ」 として扱っていました「プラスチック製品」を「プラスチック製容器包装」と合わせて【プラスチック資源】として収集し、資源化します。ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
26日は、交換学生スキーの集いに出席し、ご挨拶いたしました。
日本を含む世界11ヵ国から多くの学生をお迎えし、交換学生スキーの集いが開催されましたことを、大変嬉しく思い、主催者のロータリークラブ様はじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
現在、白馬バレーは世界各国から多くのお客様をお迎えする中で、住民にとっても来訪者にとっても快適な地域づくりが重要となっており、そうした中で、こうした国際交流の機会を通じて相互理解が図られることを大変有意義であると感じています。
学生の皆さんが、この地域や日本の自然環境や文化を楽しむとともに、深く理解をし、充実した時間を過ごしていただけますことを祈念しております。

31日は、今年度で退職される職員への辞令交付を行いました。
白馬村の発展と村民福祉向上のために、これまで献身的な貢献をいただきました事に心より感謝申し上げます。
ここ数年は、新型コロナウィルス感染症や黒豆沢土砂災害といった大変な困難がありましたが、皆様のご努力と情熱のお陰で、それらを乗り越え、今日まで発展を遂げて来ることが出来ました。
引き続き本村の行政に携わっていただく方、新たな道を歩まれる方それぞれいらっしゃいますが、皆様それぞれの場所でご活躍いただきますことを心から祈念しております。
また、令和6年度末を迎え、この1年間白馬村の村政運営に多大なるご理解、ご協力いただきました皆様にも、改めて感謝を申し上げます。
今後とも、変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
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総務課 総務係
〒399-9393
長野県北安曇郡白馬村大字北城7025
電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
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更新日:2025年03月31日