村長ブログ(令和7年6月16日)
6月に入り、梅雨入りを迎えました。
今のところ穏やかな日が多く、晴れ間が見える日も多くあります。
この度、白馬ウイング21のネーミングライツ契約が成立し、愛称が【協和ウイング白馬】に決まりました。
契約企業の協和海運様は、1995年から白馬村で開催している「白馬国際音楽祭」に第1回から協賛してくださっており、長年にわたり白馬と深い関係があります。
海のない長野県において、外航海運業者はあまり馴染みがない方も多くいらっしゃると思いますが、そうした中でもご支援いただけますことを大変有り難く感じるとともに、多くの地域と国際交流がある点で白馬村との親和性の強さを感じています。
【協和】は「心が合って仲良くすること」「複数の音が調和して響くこと」を意味することからも、芸術文化やスポーツを推進し、人と人とが豊かに繋がり合うこの施設に相応しいネーミングであると感じており、非常に嬉しく思います。
世界が混沌とし各地で争いが起きている昨今、白馬村はこれまで以上に【協和】を大切に、人と人とが心を通わせ、多様性を尊重し、交流し、学び合い、住民も来訪者も豊かに過ごせる場所を目指してまいります。
ぜひ皆様これから「協和ウイング白馬」の愛称で呼んでください。


5日から6月議会定例会が始まりました。
新しい議員構成になって最初の定例会です。
今定例会で提出した議案は、補正予算が主なものですが、その中でも新たに整備する子育て支援施設の建設事業において、新しい地方経済・生活環境創生交付金が採択となったことから、財源を振り替えるとともに、子育て支援ルームの解体・移転に伴う工事請負費を計上し、早期の完成に向けて事業を進められることとなりました。
一般質問でも答弁しましたが、この「新しい地方経済・生活環境創生交付金」は、地方創生を推進する上で、大変活用できるもので、ふるさと納税に加え、この交付金を積極的に獲得・活用していくことにより、住民福祉の向上と健全行財政運営に繋げていきたいと考えておりますので、皆様のご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
8日は、第65回白馬村スポーツ祭が、素晴らしいお天気のもと開催されました。
ソフトボール、ゲートボール、ミニバレー、マレットゴルフの4種目が開催され、スポーツを通じた地域の絆と交流が深まりました。
スポーツは、日々の生活の活力の源にもなります。
多くのアクティビティやスポーツが楽しめる白馬村の環境を大切に、これからもスポーツを推進し、村民の健康増進と体力向上、アスリート育成支援に力を入れてまいります。
開催にご尽力いただきました役員、関係者の皆様、ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
ちょうどこの日にイタリアで開催されていたワールドツアー「スケートボード男子パーク種目」で、白馬村の永原悠路選手が準優勝に輝き、国際大会ではこの種目で日本勢初の表彰台となりました。
誠におめでとうございます。
14日は、11期目を迎える白馬商工会主催の「白馬創業塾」が開催され、開講式に参加しました。
今回は30名を超える大変多くの受講生を迎え、この創業塾が年月を重ねて定着し、白馬村において創業をしようとする方々の知識やスキル習得のための重要な講座になっているということを強く認識しました。
白馬村では、受講生が新たに創業する段階での支援制度を設けております。
こうした制度を通じて、白馬村で創業に向けてチャレンジする皆様の思い描くプランの実現を後押しさせていただきたいと思います。
白馬商工会では、昨今課題となっている事業承継の支援事業も実施していただいており、大変有り難く思うとともに、引き続き村でもしっかりと商工会の事業をサポートしてまいります。
15日は、【白馬村消防ポンプ操法大会】が開催されました。
地域住民の生命と財産を災害から守るため、深い郷土愛と崇高な消防精神、強い使命感を持って日夜消防・防災活動に従事されている消防団員の皆さんに深く敬意を表し感謝申し上げます。
今年度に入って、この2か月半で2件の林野火災と1件の建物火災への出動がありましたが、いずれも常備消防の皆さんと連携した消防団員の迅速な消火活動により、大規模災害に拡大することなく、被害を最小限に食い止められました。改めて御礼申し上げますとともに、住民の皆様におかれましては、火の元や火の取り扱いには十分ご注意ください。
雨が降ったり止んだりの天候の中でしたが、どの分団も懸命に競技に臨み、頼もしい勇姿を披露してくれました。
地域住民のために志を高く持ち、訓練を重ねて来られた消防団の皆さんを大変誇りに思い、感謝の念に堪えません。
支えていただいておりますご家族の皆様や職場の皆様にも心より感謝申し上げます。
同日は、白馬村に脱炭素事業で素材や装置を寄附いただいているSyncMOF株式会社様が、大阪・関西万博会場内「リボーンステージ」にて、CO2の価値と可能性を体感できる特別イベントを開催されたことから、白馬村からオンライン中継をし会場のステージスクリーンに出演しました。
イベント現地会場には、白馬村観光大使の上村愛子さんが駆けつけて登壇され、SyncMOFを使用した白馬村でのCO2回収事例を紹介してくださいました。
私は、名古屋大学との連携協定による事業として名古屋大学に実施していただいている、二酸化炭素からメタンを生成するための装置の前から「ゼロカーボンシティ」についての内容説明をし、万博ステージではその装置が映像で紹介されました。
この装置の住民向けお披露目会を今月26日に予定しておりますので、近日中に詳細案内を出す予定です。
豊かな自然環境の恩恵を受けて農業や観光業や人の暮らしが成り立っている白馬村にとって、地球温暖化は脅威であり、気候変動対策は大変重要です。
白馬村では住民や事業者、行政が取り組んでいる気候変動対策の事業は数多くありますが、こうした先進的な取組により万博などを通じて多くの方々に知っていただく機会が増え、地球の豊かな環境を守っていく意識を大勢の方々が持っていただけることを大変有り難く思います。
貴重な機会を作ってくださったSyncMOF株式会社様と名古屋大学様に感謝申し上げます。
梅雨ですが、予報を見ますと晴れの日も多くあります。
本日から、猿倉登山口に至る県道白馬岳線(二股~猿倉間)につきましては、一部区間の通行止めが解除となり、タクシーや送迎車は、猿倉の1kmほど手前の車両転回場まで行くことができるようになりました。
早期の復旧にご尽力いただいております、長野県や事業者の皆様に厚く御礼申し上げます。
一般車両は通行できませんので、お車でお越しの方は、八方第3駐車場、八方第5駐車場等の無料駐車場に駐車して、タクシー等をご利用ください。
路線バスは7月以降からの運行となります。
美しい白馬連峰の登山や大雪渓へのトレッキングを是非お楽しみください。
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電話番号:0261-72-7002 ファックス:0261-72-7001
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更新日:2025年06月16日