村長ブログ（令和5年6月30日）

6月後半は、梅雨の時期の割に良い天気が続きました。

16日は6月定例会の最終日で、本会議で提出した全ての案件が可決されました。
今回「白馬村太陽光発電施設の設置管理等に関する条例」を上程し、全会一致で可決され、7月1日より施行となります。

同日は、スキージャンプ世界王者の小林陵侑選手の白馬ジャンプ競技場における中村直幹選手との合同練習がメディア公開され、私も感謝の言葉と応援を伝えに伺いました。

国民の希望、子ども達の憧れのオリンピック金メダリスト達が、白馬でトレーニングを重ねて頂いている事を、大変有り難く誇りに思い、心より応援を申し上げます。

普段はジャンプをしている姿しか見ることがありませんが、非常に柔軟性の高いしなやかな身体であるのがトレーニング姿から良く分かり、さすが世界で活躍する選手たちであると感動いたしました。

翌日の土曜日は、銀座NAGANOで白馬高校学校説明会が開催され、小谷村の中村村長と共に参加し、ご参加の皆様へ挨拶させて頂きました。

学校側の説明も毎回少しずつ変化があって、今回は写真等もさらに増えてより魅力が伝わったように思います。

多くの皆様にご興味を持って頂けておりますことに、心より感謝申し上げます。

20日は、八方区の敬老会にお声掛け頂き、出席いたしました。
日頃からお世話になっている方も多くおり、皆様の元気なお顔や演目を披露される姿を拝見でき、大変嬉しく思いました。

コロナ禍でこうした機会がなくなっておりましたが、再び交流の場が設けられました事を有り難く思うと共に、皆様がいつまでも健康で元気にご活躍されますことを祈念申し上げます。

24日の土曜日は、再び上京し、立教大学で開催された日本観光研究学会のシンポジウムに登壇いたしました。
テーマは「コロナ禍を振り返り、観光地域づくりの未来を展望する」。

日本のツーリズム全体でコロナ前後での変化や、それを受け今後どういう方向で取り組んでいくのかを、京都市観光協会の事務局次長と観光学者の東京女子大学現代教養学部教授と考察いたしました。

コロナ前から現在までの状況や取り組み事例、トレンドを発表させて頂き、今後の課題や取り組むべきことをお話しいたしましたが、国や京都市とも課題や方向性が非常に共通しているのを改めて認識し、登壇者ではありますが多くを学べる機会となりました。

人材不足への対応や、高付加価値化、観光財源の必要性などは、まさに日本全国共通の課題であり、白馬村としてもしっかり取り組んでいくと共に、連携を図りながら国全体で解決していく必要があることを再確認いたしました。

翌日25日の日曜日には、白馬村消防ポンプ操法大会が開催されました。

日頃から地域住民の安心・安全のために日夜消防・防災活動に従事されている消防団員の皆さんに心より敬意と感謝を申し上げます。

昨今、激甚化・頻繁化する豪雨災害に加え、このところ地震の発生も頻繁になって来ております。
日頃からの有事への備えを、住民の皆様も宜しくお願いいたします。

27日は、第1回目となる「白馬村空家等対策協議会」を開催しました。

少子高齢化に伴い増え続ける空き家等の対策や活用を検討し、移住者や起業者とのマッチングへも資するよう、空家等対策計画案をまとめて参ります。
皆様のご理解・ご協力を宜しくお願いいたします。

29日には、第8回目となる村民マレットゴルフ大会が開催されました。

白馬村では高齢者のマレットゴルフやゲートボールが大変盛んで、年間数多くの大会が開かれており、私も開会式にお声掛け頂くことが多く、皆様とお会い出来るのを毎回楽しみにしております。

生涯スポーツによる交流を通じて、地域の絆が深まり、健康増進が図られることは大変有意義であり、こうした大会や活動の推進にご尽力頂いている皆様に厚く感謝申し上げるところです。

30日金曜日は、白馬村の観光大使でタレントの国本梨紗さんが一日警察署長を務め、母校である白馬北小学校でライポくんライピィちゃんと共に安全講話をしてくださいました。

交通上の安全意識が地域の子供たちはじめ地域住民に浸透していることは、住民生活の安全はもちろんのこと、観光地としてのお客様の安全性にも繋がるため、こうした取り組みも観光大使としてやって頂けるのは大変有り難く思います。

梅雨が明けると、いよいよ白馬の賑やかな夏シーズンが始まります。

今年も大勢の皆様とお会い出来るのを楽しみにしております。