村長ブログ(令和5年7月31日)

梅雨明けし、本格的な夏シーズンがやってまいりました。

皆様、熱中症にはくれぐれもご注意ください。

特に山へ登られる方は、十分な水分とミネラル等栄養分を携行し、無理のない計画を立てて行動するようお願いいたします。



16日は、白馬高校の文化祭を見学致しました。
ここ数年はコロナ禍で制限が多くありましたが、今年は生徒たちも思い通りに活動し、来場者も多く賑わっており嬉しく思いました。

生徒たちの生き生きした表情が大変印象的でした。

白馬高校文化祭
白馬高校文化祭

 

翌17日は、白馬スノーハープクロスカントリー大会の準備のため、地域の方々や議員の皆様、役場職員と一緒に草刈りをしました。

同週は白馬村【村民草刈りDay】と題し、夏の観光シーズンを迎えるにあたり、訪れる観光客の皆さまを気持ちよくお迎え出来るよう、地域や個人での自主的な草刈り活動も実施し、多くの村民の皆様にご協力いただきました。

美しい白馬村をいつまでも守っていけるよう、引き続き皆様のご協力をお願い申し上げます。

スノーハープ草刈り
スノーハープ草刈り

 

19日は、白馬村消防団がポンプ車操法の部で大北大会を勝ち抜き、県大会への出場が決定したので、激励会に出席いたしました。
白馬村消防団がポンプ車操法の部で県大会に出場するのは12年ぶりです。

そして、23日の県大会で、見事4位入賞に輝きました。
とても嬉しく、選手・団員の皆様の日々の訓練に心から敬意を表しお祝い申し上げますと共に、団員の活動を支えてくださっているご家族や職場の皆様に厚く御礼申し上げます。

白馬村消防団
白馬村消防団

 

20日は、月末からの訪中のための手続きに上京し、手続き終了後に今月新たに観光庁長官に就任されました高橋長官にお会いしました。
アフターコロナにおける日本のツーリズムの課題や進むべき方向、地方観光についてテーマを共有し、地域としての要望事項をお伝えさせていただきました。

6月30日に観光庁が2023年度の「持続可能な観光推進モデル事業」について、有識者会議による選定の結果、10地域・団体で実施すると発表し、白馬村が選ばれましたので、そのご報告と今後の活動についてもお伝えいたしました。

本事業は地方公共団体やDMOなどで、持続可能な観光地マネジメント体制の構築と強化を目的に行うもので、選出された10地域・団体中、白馬村が唯一自治体として選出されました。

公約に掲げる「持続可能な観光地」の実現のため、「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」の指標に基づいた観光地経営計画の策定や、観光財源の検討、宿泊事業者の環境への取り組みプロジェクトなどを盛り込んで本事業に応募し、選考の結果選出されました。

日本の観光産業を牽引していく自治体の一つとして、観光庁とビジョンを共有し、ガイドラインに基づいた次世代へと継承できる持続可能性を念頭に、強く連携を図り取り組んでまいりたいと思います。

このプレス発表は24日に村長室にて行いました。

高橋長官
持続可能な観光推進モデル事業プレス発表

 

21日には、株式会社こうそく様より、白馬村の航空写真パネルを寄贈いただきました。
心より御礼申し上げます。

空から眺めますと、白馬村の緑の豊かさを改めて感じると共に、急峻な地形に囲まれているのが分かります。

同週は、「治水砂防協会姫川支部総会」や「姫川砂防事務所新庁舎内覧会」、「平川松川砂防工事促進期成同盟会総会」が連日開催され、国や県直轄の砂防事業のお陰で、この地域が雨が降っても安全に暮らせる場所になっていることを実感する日々でした。

一方で、今年も線状降水帯の発生等により全国各地で河川の氾濫や土石流などの被害が多発しております。
被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

これまで被害が発生していない場所でも今後災害が発生する可能性がございますので、皆様の日頃からの備えをお願いいたします。

白馬村航空写真パネル寄贈
白馬村航空写真パネル寄贈

 

22、23日の週末はイベントが目白押しでした。

河津桜で有名な、静岡の姉妹都市河津町との40周年記念交流があり、河津町長はじめ河津町の皆様がお越しくださり、スポーツ交流や懇親会をいたしました。

昭和57年に姉妹都市提携を結び、その4年後には児童交流が始まり、現在も続いており、3世代に渡りお付き合いのある家庭もございます。

こうしたご縁を大切に、今後も「花と潮騒の郷 河津町」と「雪とアルプスの街 白馬村」が素晴らしい友好関係を継続していけるよう取り組んでまいります。

姉妹都市河津町との40周年記念交流
姉妹都市河津町との40周年記念交流

 

白馬スノーハープでは、2日間に渡りクロスカントリー大会が開催され、全国から大勢の選手の皆様が参加してくださいました。

今回で26回目を迎える本大会は、世界中に夢と感動を与えた20世紀最後のオリンピックの年に、「オリンピックコースを走ろう」の合言葉のもとにスタートいたしました。

梅雨明けが重なり、子供から大人まで、多くの皆様が、オリンピックレガシーであるスノーハープを楽しんで走り抜ける姿を拝見し、とても嬉しく思いました。

白馬スノーハープクロスカントリー大会
白馬スノーハープクロスカントリー大会

 

また、同じく長野オリンピックレガシーである白馬ジャンプ競技場やエイブル白馬五竜の麓では、第10回記念となるJAPAN EVラリーが2日間開催され、全国のEV愛好家の皆様にお越しいただきました。

私自身EVに日頃乗っている一人として、皆様にお会いできるのをとても嬉しく思い、また環境に配慮した観光地のモデル事業を白馬村で開催していただいている事に、心より御礼申し上げます。

今後も環境に優しい観光地を目指して、ゼロカーボンビジョンのもと、村民、事業者の皆様と協力して取り組んでいきたいと思います。

各イベントにお越し頂きました皆様、ありがとうございました。

JAPAN EVラリー
JAPAN EVラリー

 

26日は、ゼロカーボンの実現に向けた職員研修を行いました。

講師にクライメート・インテグレート代表理事の平田仁子さんをお迎えし、村民の皆様にもご参加いただける機会といたしました。

気候変動が深刻化する中、行政も住民も事業者も一体となって危機感を共有し、どういった取り組みが出来るかを知り、アクションや行動変容をしていくことが重要であり、それらに繋がる有意義な時間になったと思います。

ご参加頂きました皆様、日頃より前向きに脱炭素に取り組んで頂いている皆様に心より感謝申し上げます。

引き続き、白馬村としては、ゼロカーボンビジョンの元、皆様と力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。

ゼロカーボンの実現に向けた職員研修
ゼロカーボンの実現に向けた職員研修

 

27日は、白馬国際音楽祭の開催にあたり、ウィング21でご挨拶させていただきました。

白馬国際音楽祭は、毎年夏に開催されていましたが、コロナ禍を経て4年ぶりに開催され、今回は25周年を迎える白馬ウィング21での開催となりました。

本場ヨーロッパを中心に世界で活躍されている演奏者の方々ばかりで、その演奏の音色の美しさと迫力に終始圧倒され、このような素晴らしい音楽が白馬で鑑賞できるのを、大変有り難く感じました。

白馬国際音楽祭
白馬国際音楽祭

 

28日は、翌日から始まりました泰巖歴史美術館白馬村特別展の内覧会に伺いました。

戦国時代から江戸時代初期に至る古文書・書画・武具・茶道具など、国内有数の歴史資料を所蔵する泰巖歴史美術館の貴重なコレクションをパネルや映像で紹介する企画展が、7月29日から8月9日まで、白馬村役場多目的ホールで開催されております。

山中泰久さんが、ゆかりのある白馬村に対する文化貢献の一環として、本企画展の開催を希望され実現しました。厚く御礼申し上げます。

入場無料です。ぜひこの機会にご覧ください。

 

泰巖歴史美術館白馬村特別展
泰巖歴史美術館白馬村特別展

 

29日は、全日本学生クリテリウムシリーズ白馬ラウンドのスターターを行いました。

大変暑い中でしたが、田園風景の中を色とりどりの自転車が走る光景はなんとも綺麗で、白熱したエキサイティングな雰囲気の中にも自然の美しさを感じる時間でした。

若者たちのパワフルな走りと、競技への情熱に心打たれました。
大会関係者の皆様ありがとうございました。

全日本学生クリテリウムシリーズ白馬ラウンド
全日本学生クリテリウムシリーズ白馬ラウンド

 

本日31日から、長野県阿部知事を団長とする訪問団として、友好提携40周年記念となる中国河北省と、スポーツ交流のある北京市にトップセールスに行きます。

自身の役割をしっかり果たせるよう活動してまいります。

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更新日:2024年01月16日