村長ブログ(令和5年10月2日)
9月下旬は3連休からのスタートでした。
16日土曜日は、道の駅白馬で収穫祭のイベントが開催されました。
昨年もお越しいただいた、信州収穫祭大使のモノマネ芸人ニッチローさんに登場いただき、楽しいモノマネパフォーマンスをご披露いただきました。
今年は一緒にトークショーも行い、白馬の名産品やおすすめの食事メニューを紹介しました。
この夏は猛暑と小雨でしたが、白馬のお米は例年以上に味がよく、そのほかトマトなどもとても良い出来とのことです。
道の駅白馬では、村内のベテラン農家さんの農産物はじめ、若手農家の落花生やとうもろこし、丹精込めて作った野菜などが販売されておりますので、是非お立ち寄りください。
レストランのお蕎麦もお勧めで、私も月に1度は食べています。
18日敬老の日は、白馬村で今年度100歳になる5名の方々に、総理大臣からの賞状、県知事からの賞状、村からのお祝い金をお届けいたしました。
白馬村の現在の最高齢は104歳。
今年度100歳になる方を含めますと、12名の方が100歳以上となります。
皆様がこれからも健やかに豊かにお過ごしになられますことを祈念申し上げます。
敬老の日、誠におめでとうございます。
子供たちにも分かりやすい内容で元気いっぱいな林家たま平さん、様々な種類のコマ回し芸で会場のお客様も演技に巻き込んで下さった三増紋之助さん、そして圧巻の卓越した所作と話し方で観客を感動の渦に巻き込んだ林家正蔵さん。
豪華3名による、とても楽しい落語会でした。
白馬村では令和2年頃からどんぐり地区、岩岳、新田地区においてナラ枯れの発生が確認されており、森林経営管理法では森林管理は所有者責任となっておりますが、どうしても所有者で管理できないものについて、村では令和3年度から、人や人家等に危険が及ぶ可能性が高いものを、伐倒・くん蒸処理及び防止対策として樹幹注入等の対策を行なっています。
しかしながら被害が収まらない状況であり、昨年に続き今年も専門家による対策会議を行いました。
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシがカシ・ナラ類に大量に穿孔し、樹体内でナラ菌を蔓延させ、通水が阻害されることによって引き起こされますが、古くから日本にあるものであり、樹木の伝染病ではありますが自然現象のようなものであると言われており、大径木がある以上は被害はなかなか収まるものではないとのお話がありました。
今定例会で、2000万円の対策費を補正予算としてお認め頂きました。村として、出来る限りの対策をしていきます。所有者責任の原則のもと、住民の皆さんも、下記ページをご覧いただき、可能な対策をお願いします。


火を起こすため、皆で一心に棒先を見つめ、湿度のある中、真剣かつ笑いもあり、代わる代わる棒を回すこと43分。
ついに火がつきました。
その火を灯籠へと移し、闇を灯して青鬼神社の境内へと歩く、幻想的な雰囲気に包まれた祭り。
いつまでも大切にしたい山里の文化です。
21日は、先日ブログでも書きました中国訪問の報告会と、就任1年の振り返りと今後の方向性につきメディア報告をしました。
多くの皆様に支えられ、1年間無事に行政運営して来られましたことに、心より感謝申し上げます。
2年目も引き続き、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
23日土曜日は、セカンドスクールとして白馬村に滞在された武蔵野市立第一中学校の皆様の退村式に参加し、ご挨拶しました。
中学生の皆さんも、近年SDGsや持続可能性といった言葉を多く聞くようになって来たかと思いますが、観光地における持続可能性とは、どれだけ世界に知れ渡る場所となっても、昔から伝わる地域のおもてなし文化や農業などの地域産業をしっかりと大切に継承して、地域に元来ある資源を活用し、お客さまをお迎えする環境を維持していくことであると思う旨伝え、今回のセカンドスクールで、そうした白馬の1番の魅力であるコンテンツを体験され、勉強されたことを活かして、今後の学校生活や人生において、持続可能な日本の未来に向けて、考えていって頂ける機会になれば幸いであるとお話しさせていただきました。
セカンドスクールを開催いただきました関係者の皆様に心から感謝申し上げますと共に、武蔵野市立第一中学校の皆さんが今回の経験を機に、さらに明るく元気な学校生活を送っていかれますことを祈念申し上げます。
今月一番と言える晴天に恵まれ、北安曇郡の多くの世代の皆様がスポーツによる健康増進と交流促進を存分に図ることのできる機会になったことを嬉しく思います。
去る9月10日には、白馬村でも今年1番の短時間集中豪雨があり、幸い怪我人等が発生する程ではありませんでしたが、小さな土砂崩れなどがあり、今後も継続的な砂防事業やインフラ整備が必須で、国や近隣県に引き続きの迅速かつ確実な実施のお願いをいたしました。
昨年は開会の挨拶のみでしたが、今年は競技観戦もさせていただき、とても楽しい時間を過ごす事が出来、元気をいただきました。
年長さんが、しっかりと年少さんや年中さんの手を引いたり、競技の準備運営をしている姿を、とても頼もしく嬉しく拝見しました。
またレースでは、素晴らしい動きや足の速さを見せてくれた園児ももちろんですが、途中で最下位になっている子を待っていてあげた園児の姿がとても印象的で感動しました。
笑顔溢れる素敵な村であることを実感した運動会でした。
保育園の先生がた、保護者の皆様、ご来賓の皆様、大変ありがとうございました。
同日は、白馬インターナショナルスクールの生徒さん達が、村長室にお越しくださり、村長の仕事についてのインタビューをしていただきました。
素朴な質問から、少し専門的な内容の質問まで、幅広くご質問いただき、私自身日頃の職務を振り返る良い機会となりました。
今月中旬くらいに英語訳も加え動画にしてアップしてくださるそうです。
こうして多方面に情報発信して頂けるのは、私としても大変ありがたく心より感謝申し上げます。
27日には、「アマゾンの料理人」の著者で白馬村出身の太田哲雄シェフが、村長室にお越しくださいました。
これまでのご活躍や功績、現在軽井沢や海外で行っているプロジェクトを伺い、今後の長野県や白馬におけるガストロノミーツーリズムの展望について意見交換しました。
白馬村は農業が盛んで、恵まれた環境で育った新鮮な農産物はじめ、地元ならではの食材も数多くあり、これまでも宿泊施設や飲食店でそうした地域ならではの素材を生かした郷土料理をはじめとした食事が提供されて来ました。
今後さらに地域の文化やストーリーと組み合わせ、食の地域循環や付加価値を醸成し、より魅力ある地域を皆で目指していきたいと思います。
どのクラスも非常に凝った演出で、語りかけや合奏、そして合唱と、一生懸命練習したのが即座に伝わってくるほど上手なのはもちろんですが、とても心がこもっていて、勇ましく、カッコよく、美しく、可愛く、そして優しく。150年を祝うに相応しい大変素晴らしい音楽会でした。
演奏や合唱後に、司会の児童が聴いていた他の学年の児童に感想を聞くのですが、皆とても温かい言葉で褒め合うので、非常によい雰囲気が醸成されており、終始感動に浸る温かい音楽会でした。
皆で音を紡いで美しいハーモニーを生み出すチームワークと、互いを敬い褒め合う優しい心。
いつまでも大切にして育っていただききたいと思います。
30日土曜日は、第40回目を迎える「いこいの杜 秋の家族写生大会」が開催されました。
平成15年から20回に渡り審査員を務めてくださいました山里先生の最後の審査となる今回。
多くの皆様が参加さえ、山里先生にアドバイスいただきながら、芸術の秋を堪能されました。
これまで長年に渡り、子どもたちはじめ白馬村の芸術振興に多大なるご尽力を賜りましたことに、心より感謝申し上げます。
全てがエンターテイメントという感じで、とにかく演出が楽しく、生徒の皆さんが伸び伸びと歌ったり演奏している姿を見て、こちらも自然と笑顔になって一体感が生まれる素敵な時間でした。
私が中学生だった頃の総合発表会とは随分雰囲気が違っていましたが、個性をしっかり伸ばしながらチームワークを醸成する素晴らしい環境が創り上げられていることを大変嬉しく思い、日頃指導に当たっていただいている先生方に深く敬意を表します。
普段食すことの出来ない貴重な蕎麦も提供いただき、蕎麦好きの私にはとても嬉しい祭りでした。
お声掛けいただき誠にありがとうございます。
美味しいお店も数多くありますので、美しい紅葉を堪能した後は、ぜひ白馬のお蕎麦も満喫いただければと思います。
秋も魅力満載の白馬へ是非お越しください。
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更新日:2024年01月16日